人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

池井優『白球太平洋を渡る』(中公新書)★★★★★

2010-04-02 05:15:51 | 読書
「著者かも知れない人」さんからご紹介された本を早速amazonで購入、一気に読ん
だ。大変おもしろかった。明治の初めから日米野球の交流史について分かりやす
く、書くべきことが書かれている。

昭和9年のベーブルースと沢村栄治の対決、昭和18年の学徒出陣を送る早慶戦と
「海行かば」の大合唱についてもきちんと書かれている。戦前の野球熱は想像を絶
するものだったようだ。

野球ファン必読の書!である。サッカーにもこのような本があるといいのだが。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男声合唱組曲「東京景物詩」... | トップ | チョン・ミョンフン ドヴォ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恐縮です (katsura1125)
2010-04-11 21:06:44
語りべさん、土日とあわただしくしていたため、御礼が遅れ恐縮です。後藤さんのご著書を読んだことがありますが、池井ゼミ出身とはまたまたビックリ!慶應にはいろんな方がおられますね~。
返信する
再再訪です。 (名称を「著者かも・・」から「語りべ」に変更します)
2010-04-08 23:51:08
いつも守備範囲の広さに驚かされます。で、ありますからば、ワールドカップが迫ってきましたので、御関心ありますなら、サッカージャーナリストの後藤建生さんの ワールドカップの世紀、など彼の著作をひとつ読まれたらいかがでしょうか。 彼のサッカーに対する姿勢は研究者なみです。因みに池井ゼミ出身で、なかなかの博学で学生時代、アップダウンクイズなど多くの番組に出演、クイズの神様でした。稼いだ賞金で海外のサッカー試合を観戦に行っていたようです。叩き上げのプロです。もし、オリンピックに御関心あれば、東京オリンピックへの遥かな道 もご参考に。以上  語りべ でした。
返信する
再訪に感謝 (katsura1125)
2010-04-08 20:12:28
著者かもしれない人さん、有難うございます。
確かに自伝はゴーストライターが書いたものが多いかもしれませんね~。それはともかくウォーリー与那嶺の本もおもしろかった!です。また何かいい本があれば教えてください。
返信する
びっくり (著者かもしれない人)
2010-04-08 14:06:51
白球太平洋を渡る  読んでいだだいたようで感謝します。かなり古い本になりましたが、日本には スポーツ文化がキワモノが多く 歴史的成果、つまり先人の行動を歴史的に位置付けしない風潮があるのが残念です。柔道、野球、サッカーも先人の成果をもっと評価してもらいたいものです。だいたい関係者の自伝がゴーストライターや週刊誌的切り口が多いのも芸能ジャーナリズムな影響でしょうか。温故知新、感服します。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事