人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

山本夏彦『愚図の大いそがし』(文春文庫)

2009-01-20 05:24:57 | 読書
山本夏彦は平成14(2002)10月に亡くなった。80歳を超えてなお現役のエッセイス
トであった。若い女性ファンが多かったようだ。



「浅間山荘の攻防はスペクタルだった。赤軍派であれ警察側であれ、どっちでもい
い、撃ちつ撃たれつして血だるまになって息絶える瞬間を、安全地帯で見るのは人
生無上の快事である。人はこうした邪悪な存在なのである」とザッハリッヒに書く
のが山本夏彦なのである。--ときとして「下品」になるくらいに。

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