勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アビエイター(2004年)

2005年03月26日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル アビエイター

---感想---
2005年、アカデミー賞5部門(助演女優賞(ケイト・ブランシェット)・撮影賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン賞)受賞。残念ながら、前評判の高かった、作品賞の受賞は逃
しました。主演男優賞も。

この映画は、ハワード・ヒューズと言う人物を知らなければ、楽しめない映画です。彼は後年、極度の潔癖症と言うか、不潔恐怖症になってしまい、人前には完全に出なくなってしまったのですが、この映画では、その部分の説明が全く無いので、一体どう言うことか知らない人には理解できないでしょう。

気になったのは、終わり方。ああ言う終わり方でよいのでしょうか? なんか、尻切れトンボの様に感じました。この後のハワード・ヒューズを描くのはかなり困難ですが(∵ハワード・ヒューズは、完全に人前に出ることが無くなり、その晩年は謎に包まれているため)。まぁ、部屋の中で狂気と正気の狭間をさまよう人間を描くのは、出来ないのかもしれないですけどね。

171分と長大な映画。まぁ、監督が監督なので、仕方ないのかもしれないですが・・・。とは言え、それほど長い映画には感じませんでしたね。2時間くらいに感じました(笑)。

英語版HP:The Aviator from Yahoo!

日本公開年 2005年
製作国/製作年 アメリカ/2004年
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッセンキール、アレック・ボールドウィン

[2005/03/26]鑑賞
[2006/01/11]投稿