2002年1月、パキスタンにおいて実際にあった、ウォールストリートジャーナル紙記者ダニエル・パールの誘拐殺人事件を描いた作品。ブラッド・ピットが製作に携わったことでも話題にもなりました。
9.11以降、テロとの戦いやイスラム世界とアメリカの対立を描いた作品は数多いですが、これもその一つです。しかしながら、戦争ではなく、戦争を報じるジャーナリストが巻き込まれた事件、そして、自身もジャーナリストである誘拐被害者の妻を描いています。その意味では、一般の9.11モノ(と敢えて言いますが)とは、一線を画している作品と言っても良いと思います。
アンジェリーナ・ジョリーが、事件被害者の妻マリアンヌ・パールを演じています。妖艶な雰囲気の演技の多い彼女ですが、この作品ではその妖艶さは封印。夫の誘拐に苦悩する妻、そしてそれにもめげず強く生きる妻を演じています。実在の人物を演じているわけですが、マリエンヌ本人と、映画のアンジーは、非常に良く似ています。実際、アンジーはマリエンヌ本人とも知り合いであるそうで、その事が役作りに役立ったのかもしれませんね。
”事実は小説よりも奇なり”とも俗に言いますが、この映画は逆に、”事実は小説より単調である”と言って良いと思います。映画のシーンのほとんどが、マリエンヌの自宅です。そう言う、シーン転換の無さが画面にちょっとけだるい単調な雰囲気を与えてしまったのは否めないと思います。
実際の出来事を映画にしたので、結末は分かっていますが、改めて映画で見てみると、不幸な出来事と言うのと同時に、何で分かり合えないのだろうか?と言う、疑問が再び頭の中に沸き起こりました。
そうそう、いつもは映画のことしか書かないのですが、今日は我慢できないので書いてしまいます。映画館の隣の席に、ショートパンツをはいた女の子を連れたデブが座って、思いっきり邪魔でしょうがなかった・・・。女の子が私の隣に来ていれば、そんなに文句は無いんだけど、デブでむさ苦しい男だったので、何とも不満です。しかも、どう考えても映画に興味を持っておらず、途中で寝ているし。だったら来るなよ。邪魔なんだから。
タイトル マイティ・ハート/愛と絆
原題 A Mighty Heart
日本公開年 2007年
製作年/製作国 2007年/アメリカ
監督 マイケル・ウィンターボトム
製作 ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、アンドリュー・イートン
出演 アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ、ウィル・パットン
[2007/11/23]鑑賞・投稿
9.11以降、テロとの戦いやイスラム世界とアメリカの対立を描いた作品は数多いですが、これもその一つです。しかしながら、戦争ではなく、戦争を報じるジャーナリストが巻き込まれた事件、そして、自身もジャーナリストである誘拐被害者の妻を描いています。その意味では、一般の9.11モノ(と敢えて言いますが)とは、一線を画している作品と言っても良いと思います。
アンジェリーナ・ジョリーが、事件被害者の妻マリアンヌ・パールを演じています。妖艶な雰囲気の演技の多い彼女ですが、この作品ではその妖艶さは封印。夫の誘拐に苦悩する妻、そしてそれにもめげず強く生きる妻を演じています。実在の人物を演じているわけですが、マリエンヌ本人と、映画のアンジーは、非常に良く似ています。実際、アンジーはマリエンヌ本人とも知り合いであるそうで、その事が役作りに役立ったのかもしれませんね。
”事実は小説よりも奇なり”とも俗に言いますが、この映画は逆に、”事実は小説より単調である”と言って良いと思います。映画のシーンのほとんどが、マリエンヌの自宅です。そう言う、シーン転換の無さが画面にちょっとけだるい単調な雰囲気を与えてしまったのは否めないと思います。
実際の出来事を映画にしたので、結末は分かっていますが、改めて映画で見てみると、不幸な出来事と言うのと同時に、何で分かり合えないのだろうか?と言う、疑問が再び頭の中に沸き起こりました。
そうそう、いつもは映画のことしか書かないのですが、今日は我慢できないので書いてしまいます。映画館の隣の席に、ショートパンツをはいた女の子を連れたデブが座って、思いっきり邪魔でしょうがなかった・・・。女の子が私の隣に来ていれば、そんなに文句は無いんだけど、デブでむさ苦しい男だったので、何とも不満です。しかも、どう考えても映画に興味を持っておらず、途中で寝ているし。だったら来るなよ。邪魔なんだから。
タイトル マイティ・ハート/愛と絆
原題 A Mighty Heart
日本公開年 2007年
製作年/製作国 2007年/アメリカ
監督 マイケル・ウィンターボトム
製作 ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、アンドリュー・イートン
出演 アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ、ウィル・パットン
[2007/11/23]鑑賞・投稿