勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

20世紀少年-第2章-最後の希望

2009年02月01日 | 邦画
昨年夏に公開された映画『20世紀少年』の第二部。3部構成なので、残るは第三部。こちらは、今年の夏公開予定。ちなみに、映画公開のとき、第一部にはサブタイトルは無かったと思いますが、DVD化に際して『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』と言うタイトルになったようです。

三部構成の第二部と言うことで、謎を解きつつ、伏線を残すという困難な場面転換が求められる位置。少し謎が残りすぎた気もしますが、それなりに無難に話は進んだと思います。とは言っても、元がマンガだから仕方ないかもしれませんが、最後の第三部に繋がるところの繋ぎがかなり強引。一気に場面転換が図られはしましたけどね。

前回出た俳優陣は、それなりに老けメイクをして、時代が進んだ事を示そうとしていますが、ちょっと苦しかったかも。あと、前回は出ていませんが、ユースケ・サンタマリア、彼の老けメイクは悲しいです(笑)。って言うか、日テレの羽鳥アナもアナウンサー役で出ているんですが、彼まで老けさせる必要はあったのでしょうか? もしかして、本人役だから、老けさせた?

小池栄子の演技が怖いです。無駄に元気で、目を大きく開いた演技は、かなりの恐怖です。それと、小泉響子役の木南晴夏は似てますねぇ。意外に重要な登場人物なんですが、無難にこなしていたと思います。それに比べ藤木直人。彼に演技をさせてはダメですね。

次回が結末。次回も見に行きたいと思います。

タイトル 20世紀少年-第2章-最後の希望
日本公開年 2009年
製作年/製作国 2009年/日本
監督 堤幸彦
原作・脚本・監修 浦沢直樹
出演 豊川悦司(オッチョ/落合長治)、常盤貴子(ユキジ/瀬戸口雪路)、平愛梨(カンナ/遠藤カンナ)、香川照之(ヨシツネ/皆本剛)、ユースケ・サンタマリア(サダキヨ/佐田清志)、藤木直人(蝶野将平)、石塚英彦(マルオ/丸尾道浩)、宇梶剛士(モンちゃん/子門真明)、小日向文世(ヤマネ/山根昭夫)、黒木瞳(キリコ/遠藤貴理子)、唐沢寿明(ケンヂ/遠藤健児)、小池栄子(高須)、古田新太(春波夫)、木南晴夏(小泉響子)、前田健(マライア)、荒木宏文(ブリトニー)、六平直政(仁谷神父)、光石研(ヤマさん・警察庁長官)、佐藤二朗(ホクロの巡査)、甲本雅裕(カンナの担任教師)、石橋蓮司(万丈目胤舟)、中村嘉葎雄(神様)、片瀬那奈(敷島ミカ)、森山未來(漫画家・角田)、西村雅彦(七龍の店主)、西村和彦(斉木刑事)、手塚とおる(漫画家・金子)、田鍋謙一郎(漫画家・氏木)、田中要次(東野刑事)、フレッド・マックィーン(ブラハルツ事務総長)、羽鳥慎一・日本テレビアナウンサー(アナウンサー)、小倉淳(リポーター)

[2009/02/01]鑑賞・投稿