勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

96時間

2009年08月24日 | 洋画(アメリカ系)
最愛の娘がパリで誘拐された。96時間以内に助け出さないと、永遠に会うことは出来ない・・・。娘を何としても救い出すため、父はパリに向かう。

娘を溺愛する父親ブライアンを演じるのはリーアム・ニーソン。元CIA工作員と言う役どころです。CIA工作員であるときに身に付けた能力をフルに活用して娘を救い出そうとするんですが、それが中々凄いです。手段を選ばずと言うのは、こう言う事を言うんでしょうね。犯人に容赦をしないのは想定の範囲内だったんですが、フランス内務省の友人(元友人?)の奥さんをいきなり撃ってしまうのには驚かされました。

ストーリーに物語性は殆どありません。ただ単に、愛娘を救うために猛突進する父親の獰猛な姿だけが描かれています。物凄くスピーディーに話が進みます。96時間しか時間が無いので、当然と言えば当然ですが。

それにしても、ありそうな話で怖いです。「日本人旅行者行方不明」とか言う記事は見たことが無いので、実際には起きてないのでしょうが。日本人は安全に関して緩いので、必要以上に気をつけるべきかと思いました。

タイトル 96時間
原題 Taken
日本公開年 2009年
製作年/製作国 2009年/アメリカ・フランス
監督 ピエール・モレル
製作・脚本 リュック・ベッソン
出演 リーアム・ニーソン(ブライアン・ミルズ)、ファムケ・ヤンセン(レノーア)、マギー・グレイス(キム)、リーランド・オーサー(サム)、ホリー・ヴァランス(シーラ)

[2009/08/24]鑑賞・投稿