勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

キス&キル / Killers

2010年12月05日 | 洋画(アメリカ系)
一目惚れしたイケメン。そのまま結婚し、3年経った彼の誕生日。それまでの甘い生活が一変してしまう・・・。

典型的、アクション・コメディーに、ラブとサスペンスの要素が入った、ラブ・アクション・コメディー・サスペンスと言うところでしょうか? って言うか、そんなジャンルが有るのか判りませんが。ですが、いろんな要素があって、それぞれが少しずつ中途半端。もう少しどこかに集中した方が良かったかも。敢えて言えば、コメディーとサスペンスですかね。

キャサリン・ハイグルは、世間知らずのお嬢様を上手く演じています。ラブコメの女王といえばメグ・ライアンだったり、キャメロン・ディアスがいますが、彼女は新ラブコメの女王だそうです。アクションもこなし、次のキャメロン・ディアスと言うところでしょうか。

アシュトン・カッチャーのアクションは、初めて。意外にマッチョですね。彼も、次のマット・デイモンと言う感じですかね?

サスペンスの要素としては、アシュトン・カッチャー演じるスペンサーの命を狙う黒幕が誰か不明と言うところですが、実は、途中で「あれっ?」と言う感じが。そして結局、黒幕は予想した人物。(同時に、ある人物の正体も明らかになるわけですが・・・。)でも、その黒幕が動き出す事を決心した原因の説明が、ちょっと微妙。って言うか、何故その原因が生じたかと言うのが大事な気がしますが、それが明らかになりません。そこがちょっと消化不良。

デートムービーとしては、良いですね。先に記したように、ラブ・アクション・コメディー・サスペンスと言う事で、それぞれの要素が、少しづつ足りない気がしますが、楽しくデートで観るという意味では、これでも十分かも。邦題は『キス&キル』となっていますが、原題は『Killers』なので、少し身も蓋もない感じします。

タイトル キス&キル / 原題 Killers
日本公開年 2010年
製作年/製作国 2009年/アメリカ
監督 ロバート・ルケティック
出演 アシュトン・カッチャー(スペンサー・エイムス)、キャサリン・ハイグル(ジェン・コーンフィールド)、トム・セレック(Mr.コーンフィールド/ジェンの父)、キャサリン・オハラ(Mrs.コーンフィールド/ジェンの母)、キャサリン・ウィニック(ヴィヴィアン)、リサ・アン・ウォルター(オリビア)、ロブ・リグル(ヘンリー)、アレックス・ボースタイン(リリー)、ケヴィン・サスマン(マック)、ケイシー・ウィルソン(クリスティン)、マーティン・マル(ホルブルック)

[2010/12/05]鑑賞・投稿