勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

アンストッパブル / Unstoppable

2011年01月09日 | 洋画(アメリカ系)
2001年、オハイオ州で発生したCSX8888号暴走事故が下敷きになっている映画です。ですが、発生した場所がペンシルバニア州になるなどの変更が加えられていますので、冒頭のキャプションは「事実に基づいた」ではなく、「事実に着想を得た」となっています。

デンゼル・ワシントンは、『サブウェイ123 激突』でも鉄道員の役を演じていますが、この作品で再び鉄道員の役を演じています。もっとも、前回は運行司令でしたが、今回は運転士役です。

相棒の車掌役は、クリス・パイン。『スター・トレック』のカークとは、また異なる役柄です。

でも、この映画の主役はやはり、暴走した貨物列車777号でしょうね。物語は、暴走する777号を、如何にして止めるかという話に終止するんですが、時折訪れる危機や、迫り来るデッドラインなど、まさにノンストップで物語は進んでいきます。ちょっと気になったのは、この手の話だと、残された家族の話もクローズアップされる事が多いですが、この作品では少なめの取り上げ方です。本当に、暴走機関車を止める話を描きたかったんでしょうね。ですので、その後日談の描き方も、少ないです。でも、もう少し、ハラハラドキドキ感を出しても良かったのではと思います。予定調和的に進んでいくので、“安心して”見ることが出来ました(苦笑)。

タイトル アンストッパブル / 原題 Unstoppable
日本公開年 2011年
製作年/製作国 2010年/アメリカ
監督 トニー・スコット
出演 デンゼル・ワシントン(フランク・バーンズ)、クリス・パイン(ウィル・コルソン)、ロザリオ・ドーソン(コニー・フーバー)

[2011/01/09]鑑賞・投稿