勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

フライト / Flight

2013年03月03日 | 洋画(アメリカ系)
デンゼル・ワシントンと言えば、どちらかと言うと、良い人側の役が多いと思います。ですが、『アメリカン・ギャングスター』あたりから悪役を演じ始め、『デンジャラス・ラン』では、より危険な人物を演じていました。この作品では、善人という訳ではないですが、悪人と言うのも言い過ぎなので、自堕落な人物というところでしょうか。

基本的には、アメリカのパイロットはFAAの規則により乗務の一定時間前から飲酒を禁じられているはずですが、日本よりも飛行機に乗るのが一般的になっているので、こんな自堕落なパイロットが居ないとも限らないですよねぇ。ちょっと、違う所に興味をもって、怖くなってしまいました。

それにしても、自己保身の為、ドンドンと取り返しの付かない方向に物語は進んでいくんですが、果たして最後までそのまま進んでいくのか・・・と言う所ですね。私は、「なるほど、そう来たか」と思ってしまいました。

いやぁ、でもなぁ、民間航空機で背面飛行なんて出来るんですかね?

2013年の第85回アカデミー賞で、主演男優賞(デンゼル・ワシントン)と脚本賞にノミネートされましたが、残念ながら受賞は逃しました。

タイトル フライト / 原題 Flight
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2012年/アメリカ
監督 ロバート・ゼメキス
出演 デンゼル・ワシントン(ウィップ・ウィトカー)、ドン・チードル(ヒュー・ラング)、ケリー・ライリー(ニコール・マッゲン)、ブルース・グリーンウッド(チャーリー・アンダーソン)、ジョン・グッドマン(ハーリン・メイズ)、メリッサ・レオ(エレン・ブロック/NTSB調査班チーフ)、ブライアン・ジェラティ(ケン・エヴァンス/副操縦士)、タマラ・チュニー(マーガレット・トマソン/CA)、ナディーン・ヴェラスケス(カテリーナ・マルケス/CA)、ジェームズ・バッジ・デール(男性患者)、ガーセル・ボヴェイ(ディアナ/ウィップの元妻)

[2013/03/03]鑑賞・投稿