勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ドラフト・デイ / Draft Day

2015年02月01日 | 洋画(アメリカ系)
NFLのドラフト会議の熱い一日を描いた作品。

日本のプロ野球のドラフトとは異なる所が多いですね。①完全ウェーバー制、②指名権のトレード、③指名時間10分と言うところが重要なポイント。特に、②が、この時間内でも指名権トレードが可能なため、物語で重要な位置を占めますね。

それと、日本のプロ野球でもごくごく一部で真似事はしていますが、GMと監督と言うのは完全に分業されていると言うのも、アメリカのプロスポーツの面白いところですね。物語上、サニーとペンが対立するような時もありますが、結局のところ、監督もGMの部下と言うこと。なので、実は戦っているのは監督ではなくて、GMなのかと思います。

それと、ドラフト、トレードに際して、サラリーキャップを気にしているところも面白いです。アメリカは、サラリーキャップ制がありますからねぇ。それを超えてしまうようであれば、誰かをトレードに出すか、あるいは諦めるか、そう言う話になりますからね。

ところで、クリーブランド・ブラウンズ監督のペン役のデニス・リアリーって、ウィレム・デフォーと似てません?見ていて「あれっ?ウィレム・デフォーみたいだけど、違う?」と変な所が気になってしまいました。あと、フランク・ランジェラって、クリストファー・リー見たいじゃない?それとそれと、ショーン・コムズって、ドン・チードル見たいだし・・・。なんか、そっくりさんばっかり出ているなぁと思ってしまいました。気のせい?

舞台がNFLと言うことは、アメリカのスポーツはやっぱりアメフトなんですね。MLBやNBLじゃないんですね。そして、この自体も大きなビジネスになっているようです。ドラフト自体がダイナミックで、物凄く物語になるとは。凄いな。

タイトル ドラフト・デイ / 原題 Draft Day
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 アイバン・ライトマン
出演 ケビン・コスナー(サニー・ウィーバー・Jr./クリーブランド・ブラウンズGM)、ジェニファー・ガーナー(アリ)、デニス・リアリー(ペン/クリーブランド・ブラウンズ監督)、チャドウィック・ボーズマン(ボンテ・マック/新人RB)、ジョシュ・ペンス(ボー・キャラハン/大型新人QB)、ショーン・コムズ(クリス・クロフォード/ボーのエージェント)、フランク・ランジェラ(アンソニー・モリーナ/クリーブランド・ブラウンズオーナー)、エレン・バースティン(バーブ・ウィーバー/サニーJr.の母)、トム・ウェリング(ブライアン・ドリュー/クリーブランド・ブラウンズQB)、テリー・クルーズ(アール・ジェニングス/新人RB)、アリアン・フォスター(レイ・ジェニングス/アールの父、元クリーブランド・ブラウンズ選手)、パトリック・セント・エスプリト(トム・マイケルズ/シアトル・シーホークスGM)、グリフィン・ニューマン(リック/研修生)、サム・エリオット(ムーア/ボー・キャラハン出身大学の監督)

[2015/02/01]鑑賞・投稿