勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ザ・ウォール / The Wall

2017年09月01日 | 洋画(アメリカ系)
2007年のイラク戦争が舞台。狙撃兵に狙われたアメリカ兵の生き残りをかけた戦いを描いた作品。

ほう。実話では無くフィクションですが、中々、スリリングで、ドキドキする展開。もしかしたら、こう言う事もあったかもしれないと言う雰囲気を感じます。

途中で、謎の声の人物の場所は判りますが、最後の最後までその姿は明らかになりません。それが、この作品のドキドキ感、スリリング感を増しています。

ラストですが、やっぱりそう来ますか・・・。いや、もしかしたらそう来るかなぁと思いましたが、やっぱりね。そう来るよね。また、その前後に、謎の声が必要以上にアイザックの個人的な事柄を知りたがった理由もわかります。この作品は、戦場でのアクションスリラーですが、普通のミステリーとして使えるプロットだなと思いました。

後々冷静に考えてみると、アメリカ人の、アフガニスタン感と言うか、自分と異なる良く分からないものに対しての感覚を垣間見た気がします。自分が理解できないことは、やっぱり謎であって、最後まで理解できないものであると認識すると言うね。うーん、そういう物事のとらえ方だと、上手くいくものも、上手くいかないよ。

タイトル ザ・ウォール / 原題 The Wall

日本公開年 2017年
製作年/製作国 2017年/アメリカ
監督 ダグ・リーマン
出演 アーロン・テイラー=ジョンソン(アイザック)、ジョン・シナ(マシューズ)