勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

DESTINY 鎌倉ものがたり

2018年01月08日 | 邦画
『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が、原作者・西岸良平のベストセラーコミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化。

昨年公開だったのですが、やっと見てきました。まだ上映していると言う事なので、実は期待して行ったんですが、期待に違わぬ中々良い作品でしたね。作品を貫く言葉は『愛』と言う事で間違いないです。

その『愛』を演じたのが高畑充希。彼女無しに、この作品は成立しませんね。いやぁ、キュート。立派な大人の女性に使う言葉では無いかもしれませんが、かわいい事この上なし。試写の際、夫を演じた堺雅人が「思わず手を握りたくなった」と言うのも、彼女のキュートさと、そして映画を貫く『愛』を見ると、良く分かります。

それでいて、所々、ウルっとするようなシーンもあるんですよねぇ。ヒットするのが判ります。

それと、意外にいい味を出していたと思ったのが、安藤サクラの死神。なんとも、カジュアルな死神ですが、これが良い。それが、この作品を、柔らかくて優しい雰囲気にしていたともいます。これがねぇ、オドロオドロシイ死神だったらねぇ。あんなにほんわかした内容にはなりませんよね。

それと、一色家の家政婦を演じた中村玉緒も良いですね。

主演の堺雅人の事を忘れていたわけでは無いですが、そういう女優陣の活躍が、非常に目についた作品でした。ほんわかして、幸せになる作品です。

タイトル DESTINY 鎌倉ものがたり

日本公開年 2017年
製作年/製作国 2017年/日本
監督 山崎貴
原作 西岸良平『鎌倉ものがたり』
出演 堺雅人(一色正和)、高畑充希(一色亜紀子)、堤真一(本田/里子の夫、正和の編集担当)、安藤サクラ(死神)、田中泯(貧乏神)、中村玉緒(キン/一色家の家政婦)、市川実日子(本田里子)、ムロツヨシ(ヒロシ)、要潤(稲荷/鎌倉署心霊捜査課刑事)、大倉孝二(川原/鎌倉署心霊捜査課刑事)、神戸浩(恐山/鎌倉署心霊捜査課刑事)、國村隼(大仏/鎌倉署署長)、古田新太(天頭鬼(声))、鶴田真由(一色絵美子/正和の母)、薬師丸ひろ子(小料理屋の女将)、吉行和子(瀬戸優子)、橋爪功(優子の旦那)、三浦友和(甲滝五四朗)、木下ほうか(金満和夫)、瀬戸たかの(金満麗子)

キングスマン ゴールデン・サークル / Kingsman: The Golden Circle

2018年01月08日 | 洋画(イギリス系)
2015年のヒット映画『キングスマン』の続編。前作で、エグジーの師匠であったハリーは死んだはずでしたが??

劇中では、前回から一年後程度と言う設定の様です。前回の戦いで、壊滅的打撃を受けたキングスマンですが、何とか再興を果たし、エグジーも一線のエージェントとして活動しているところから物語は始まりますが、今回もまたも、キングスマンは、壊滅的打撃・・・と言うか、文字通り壊滅してしまうんですよねぇ。簡単に壊滅する秘密組織は如何なものかと思います(苦笑)

そこで今回、アメリカの類似組織ステイツマンの力を借りることになるのですが、こういう組織、各国にあるんですかね?それとも、UKUSAだけ?なんか、雰囲気的にはUKUSAだけっぽいですね。

元々、冷徹なエージェントを絵に描いたようなハリーでしたが、今回はそれにもまして冷徹。そして、どこで、どう判断したのかわかりませんが、モグラを疑ったりと、その知的能力は、復活しても健在。身体的能力については、作品を見てください(笑)

最後ですが、このシリーズ、人の死に方が中々えぐいですが、今回もえぐいです(苦笑)。よって、PG12指定になっています。

最後になりますが、エルトン・ジョンは、何を考えてこの作品に出たんでしょう?

タイトル キングスマン ゴールデン・サークル / 原題 Kingsman: The Golden Circle

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2017年/イギリス
監督 マシュー・ボーン
出演 タロン・エガートン(エグジー)、ジュリアン・ムーア(ポピー)、エドワード・ホルクロフト(チャーリー)、マーク・ストロング(マーリン)、ハル・ベリー(ジンジャー)、チャニング・テイタム(テキーラ)、ジェフ・ブリッジス(シャンパン)、ソフィー・クックソン(ロキシー)、ペドロ・パスカル(ウイスキー)、コリン・ファース(ハリー・ハート)、エルトン・ジョン(エルトン・ジョン(本人役))