勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

マイ・ブックショップ / The Bookshop

2019年03月17日 | 洋画(イギリス系)
1959年のイギリスの小さな港町。戦争で夫を失った女性が、夫との夢であった書店を開く。軌道に乗りかけた書店であったが、地元の有力者夫人の妨害に遭い、彼女の運命は変っていく。

途中までは、夢があって、中々心温まる話です。ところが、書店が開店して、店の経営が軌道に乗ったあたりから、雲行きが怪しくなります。日本でも、所謂“地元の有力者”と言う層が居ますが、それは、洋の東西を問わないんですね。書店が“自分の計画を妨害している”と思っている所謂“有力者”は、権謀術数の限りを尽くして、書店の妨害をします。そして、最終的には・・・。

いやぁ、若干、救われないなと思わないことも無いですね。まぁ、本好きを育てて、後の世に送り出したという事も言えるかもしれませんけどね。

公式HPや、パンフレットの宣伝文句に騙されちゃダメです。最後は、ちょっと悲しくなりました。

タイトル マイ・ブックショップ / 原題 The Bookshop

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2017年/イギリス・スペイン・ドイツ
監督 イザベル・コイシェ
原作 ペネロピ・フィッツジェラルド『The Bookshop(原題)』
出演 エミリー・モーティマー(フローレンス・グリーン)、ビル・ナイ(エドモンド・ブランディッシュ)、パトリシア・クラークソン(ヴァイオレット・ガマート夫人)