勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

イタリアは呼んでいる / The Trip to Italy

2019年11月04日 | 洋画(イギリス系)
中年のコメディアン二人グルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の二作目。今回、このシリーズの三作目『スペインは呼んでいる』が公開されるのを記念して、グ《グルメトリップ・シリーズ》全作品特集上映があったので見てきました。

一作目は、イギリスの湖水地方が舞台でしたが、二作目はイタリアが舞台。主に、北イタリアを回るようです。

前作での印象は、スティーブは女たらしで、ロブは家庭を顧みる家庭人と言う感じでしたが、今回、その印象が(ちょっと)覆されます。その設定にはビックリですね。

ロブのアバンチュールもそうですが、スティーブの家庭人と言うか、その設定が不思議。対外この手の作品で、奥さんと上手く行っていなくて、奥さんの方に付いて行っている息子がいた場合、息子とも上手く行かないのが多いと思うのですが、この場合は、そうでも無いと言う事になっていました。不思議だ。

一応、“グルメ”がテーマの一つになっているはずなのですが、グルメの事をほとんど語らないのも不思議。もうちょっと、語ってほしいとも思うんですけどね。

タイトル イタリアは呼んでいる / 原題 The Trip to Italy

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2014年/イギリス
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 スティーブ・クーガン(スティーブ・クーガン)、ロブ・ブライドン(ロブ・ブライドン)、ロージー・フェルナー(ルーシー)、クレア・キーラン(エマ/エージェント)、マルタ・バリオ(ヨランダ/カメラパーソン)、ティモシー・リーチ(ジョー/スティーブの息子)

スティーヴとロブのグルメトリップ / The Trip

2019年11月04日 | 洋画(イギリス系)
中年のコメディアン二人のイギリスの湖水地方をめぐるグルメ旅を描いたドキュメンタリー風のロードムービー《グルメトリップ・シリーズ》の一作目。今回、このシリーズの三作目『スペインは呼んでいる』が公開されるのを記念して、《グルメトリップ・シリーズ》全作品特集上映があったので見てきました。

スティーブとロブは“本人”と言う設定ですが、その他の人は、一応、架空の人物なんですね。みんな、実在の人物なのかと思いました。と言う事は、この作品自体も“ドキュメンタリー【風】”であって、“ドキュメンタリー”では無いんですね。

邦題では“グルメトリップ”と名付けられていますが、原題は“The Trip”と言うよりシンプルなもの。確かに、地方の美味しそうな料理を食べているシーンが舞台にはなっていますが、実のところ、その料理を詳しく語っている訳でも無いです。

その料理、料理の間で、スティーブとロブそれぞれが、一人で活動しているところにこの作品の意味があるのではないかと思いました。

どうも(私は嫌いな言葉ですが)“自分探しの旅”っぽい感じですね。

作品中、様々な役者の物まねがありますが、わかったり、わからなかったり・・・(笑)

タイトル スティーヴとロブのグルメトリップ / 原題 The Trip

日本公開年 2019年
製作年/製作国 2010年/イギリス
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 スティーブ・クーガン(スティーブ・クーガン)、ロブ・ブライドン(ロブ・ブライドン)、マルゴ・スティーリー(ミーシャ)、クレア・キーラン(エマ/エージェント)、マルタ・バリオ(ヨランダ/カメラパーソン)、ベン・スティーラー(本人)