勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

デンジャラス・ラン / Safe House

2012年09月08日 | 洋画(アメリカ系)
36カ国の指名手配犯トビン・フロスト=デンゼル・ワシントン。“悪役”のデンゼル・ワシントンが見られます。

舞台は南アフリカのケープタウン。南アフリカと言う事で思い出すのが『インビクタス/負けざる者たち』や『第9地区』。『インビクタス/負けざる者たち』『第9地区』はヨハネスブルグが舞台ですが、こちらの『デンジャラス・ラン』の方は、ケープタウンが舞台。違いはありますが、共通している部分もあります。それは、貧困地区。この作品でも貧困地区は描かれていて、さながら『第9地区』。実際の黒人居住区に隣接してセットを作って撮影したそうです。

それにしてもねぇ。悪のデンゼル・ワシントン、中々凄いです。演技もそうですが、その仕草や、表情。特に、終盤見せる、ポスターにもなっている見返りながらの表情は、ゾッとする様な凶悪な表情です。そう言うのが見せられるのが、一流の証拠なんでしょうね。この作品、当然いろんな俳優・女優が出ていますが、デンゼル・ワシントンにすべてが集約されるんでしょうね。それほどデンゼルが良いです。それと、先に記したデンゼル・ワシントンの枕詞の『悪役』を“ ”で囲ったのには、理由が有るんですが、それは、人によって取り方が違うかもしれないかな。私は敢えて“ ”で『悪役』を囲う意味があると思いました。

内容的には、カーチェイス、銃撃戦、肉弾戦と、アクション満載。激しい&リアル。見応えがあります。もしかしたら、撮影の自由度で南アフリカが舞台になったんでしょうかね?

デンゼルが良いですが、冷静にストーリーを考えてみると、結構有りがちなストーリー。それを補って余りあるのが、デンゼルの演技と、派手なアクション何でしょうね。

タイトル デンジャラス・ラン / 原題 Safe House
日本公開年 2012年
製作年/製作国 2012年/アメリカ・南アフリカ
監督 ダニエル・エスピノーサ
製作総指揮 デンゼル・ワシントン
出演 デンゼル・ワシントン(トビン・フロスト)、ライアン・レイノルズ(マット・ウェストン)、ヴェラ・ファーミガ(キャサリン・リンクレーター)、ブレンダン・グリーソン(デヴィッド・バーロー)、サム・シェパード(ハーラン・ウィットフォード)、ノラ・アルネゼデール(アナ・モロー)

[2012/09/08]鑑賞・投稿


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。