勝手に映画評

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基本的に、すべて自腹です。

グッドナイト&グッドラック(2005年)

2006年05月19日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル グッドナイト&グッドラック

---感想---
時は、マッカーシズムの嵐吹き荒れる1953年のアメリカ。その不適切な活動を食い止めるべく立ち上がった伝説的ニュースキャスターエド・マローとその仲間達を描いた社会派映画。『テロとの戦い』が最優先される現代社会に一投を投じる映画である。2006年度アカデミー賞主要6部門、作品賞・監督賞(ジョージ・クルーニー)・主演男優賞(デヴィッド・ストラザーン)・脚本賞(ジョージ・クルーニー&グラント・ヘスロヴ)・撮影賞・美術賞ノミネート。第62回ヴェネチア国際映画祭主演男優賞・脚本賞・国際批評家連盟賞受賞。

全編モノクロです。これが当時の実際の画像と、今回の撮影の画像が上手くマッチする効果をもたらしています。ただ、モノクロなので、白いバックグラウンドのところに字幕が重なったときに、字幕が見えないという弊害が。ニュースキャスターを題材とした映画なので、ワイシャツ姿が多く、白の背景に白文字の重なりが多いんですよね。英語で聞いていればいいんですが、結構早口だし、ニュース英語なので難しいです(苦笑)。

見ていてビックリしたのが、エド・マローがタバコを吸いながら番組を放送しているところ。1950年代だから許されることですね。そのほかも、タバコシーンが凄く多いです。みんな、ストレスが堪っているんですね。

ジョージ・クルーニーもプロデューサー役で出演しています。実は彼の父親がTVキャスターだったらしく、この映画は、ジョージの父親に対する尊敬の念から、作られたとも言われています。

最後の結末は「え? 終わり?」と言う感じです。劇映画ではないので、劇的なシーンを期待してはいけないのかもしれません。93分の作品なんですが、結構長く感じました。(決してつまらないと言う意味ではありません。)

英語版HP:Good Night, And Good Luck from Yahoo!

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2005年/アメリカ
監督 ジョージ・クルーニー
出演 ジョージ・クルーニー、デヴィッド・ストラザーン、ロバート・ダウニー・jr、パトリシア・クラークソン、ジェフ・ダニエルズ

[2006/05/19]鑑賞・投稿


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