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勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

パッセンジャー / Passengers

2017年03月25日 | 洋画(アメリカ系)
ネタばれあり。

120年の航海の予定で地球を離れて旅立った宇宙船の中で、予定よりも90年前に目覚めてしまった男女。絶望的な状況の下、生き残る方法を模索する二人の姿を描く作品。

まず一言。ジム、最低!

オーロラが目覚めてしまうのは、そう言う経緯ですか。そりゃないよ、ジム。酷すぎ!サイテー。

目覚めた経緯を知ったオーロラも、どうなんでしょうね。よくジムと一緒にいられますね。って言うか、一緒に居るしか無いんですが、ある意味殺意を覚えても良いような状況。まぁ、そう思っているなあと思うようなシーンはありましたが、それでも、最後はよりを戻しています。人の怒りのポイント、怒りを治めるポイントは、人それぞれですが、オーロラは、怒りを治めるスレッショルドが低くて、優しい人なのかな。それと、オーロラの職業が作家で、好奇心旺盛と言う事もあったのかもね。

“宇宙船版タイタニック”と言うコピーがありますが、全然違うと思います。だって、タイタニックは遭難の運命に身を任せざるを得ない二人でしたが、この二人は、自分で道を切り開いていますからね。全然違いますよ。

色々と、突っ込みたくなる所もあります。この物語の設定では、冬眠に入るには特殊な装備が必要で、船の冬眠ポッドには冬眠を維持する機能しかなく、冬眠自体には入れないという事になっています。乗り込んでいるクルーも冬眠しているんですが、じゃぁ、出航する時は誰が操船していたの?自動操船?だったら、120年後の入港も自動化できそうなもので、船にクルーが乗っている必要がありません。まぁ、出航クルーが別にいて、出航した後に、地球の近傍で下船したのかもしれませんけどね。

それと、バーには、アーサーと言うアンドロイドバーテンダーがいるんですがレストランのウェイターは、何の味気もないロボット。レストランのウェイターも、人間味あるアンドロイドにしても良いのではないかと思うんですけどね。

悪くは無いですが、微妙な作品だと思いました。

タイトル パッセンジャー / 原題 Passengers

日本公開年 2017年
製作年/製作国 2016年/アメリカ
監督 モルテン・ティルドゥム
出演 ジェニファー・ローレンス(オーロラ・レーン)、クリス・プラット(ジム・プレストン)、マイケル・シーン(アーサー/バーテンダー)、ローレンス・フィッシュバーン(ガス・マンキューゾ/甲板長)


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