第1回みらい文庫大賞、優秀賞受賞作品。
一昨年の季節風大会分科会でご一緒だった近江屋一朗さまは、季節風の新鋭。
これ、子どもたちがさっと手を伸ばすよなぁと思いつつ読み始めたら、はまった。
室町時代からつづく、かくれんぼの家元、雪花家。
その若き師範、雪花透明(ゆきはなとうめい)。
著名なグルメリポーターを父に持つ、力持ちで食いしん坊の館頃凛(かんころりん)。
クラスの男子のアイドル、大人しく力も弱い飴森雨音(あめもりあまね)。
三人のキャラだけでももうたまらないのに、透明のペットがキジのキギキチって、ぶっとびすぎ。
ナンセンスファンタジー分科会の作品もそうだったけれど、キャラのネーミング、これはだれにも真似できない。
雨音を慕うクラスメイトが茂呂平也(もろへいや)って。
「かくれんぼコメディ」なわけだけれど、じつは近江屋さまは子どもの遊びにすごく詳しい方。
……犬は地球上でもっともかくれんぼに向いている種属の一つなんだ。
って、そうなのか、といちいち納得させられ、
……鬼のように冷酷な心を持つ凛には、どうすればいいかがすぐにわかった。
って、さらっと言っちゃうところがたまらない。
……見つかりたくないのに、見つかりたい。それがかくれんぼだからです。かくれていても友だちが見つけてくれます。
っていう雨音の言葉に強くうなずいていた。
……見つけてもらえないかくれんぼはさみしいのよ。
透明のおばあちゃんの朧(おぼろ)の言葉に、きゅんとする。
近江屋さま、もっと彼らの活躍を読みたいです。
続編、待ってます!
近江屋さまのご本を読み終えたら思わず、ダメだしされた私の分科会作品を開いて書き直していた。
うん、ナンセンスファンタジーはこれでなくちゃだ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)
一昨年の季節風大会分科会でご一緒だった近江屋一朗さまは、季節風の新鋭。
これ、子どもたちがさっと手を伸ばすよなぁと思いつつ読み始めたら、はまった。
室町時代からつづく、かくれんぼの家元、雪花家。
その若き師範、雪花透明(ゆきはなとうめい)。
著名なグルメリポーターを父に持つ、力持ちで食いしん坊の館頃凛(かんころりん)。
クラスの男子のアイドル、大人しく力も弱い飴森雨音(あめもりあまね)。
三人のキャラだけでももうたまらないのに、透明のペットがキジのキギキチって、ぶっとびすぎ。
ナンセンスファンタジー分科会の作品もそうだったけれど、キャラのネーミング、これはだれにも真似できない。
雨音を慕うクラスメイトが茂呂平也(もろへいや)って。
「かくれんぼコメディ」なわけだけれど、じつは近江屋さまは子どもの遊びにすごく詳しい方。
……犬は地球上でもっともかくれんぼに向いている種属の一つなんだ。
って、そうなのか、といちいち納得させられ、
……鬼のように冷酷な心を持つ凛には、どうすればいいかがすぐにわかった。
って、さらっと言っちゃうところがたまらない。
……見つかりたくないのに、見つかりたい。それがかくれんぼだからです。かくれていても友だちが見つけてくれます。
っていう雨音の言葉に強くうなずいていた。
……見つけてもらえないかくれんぼはさみしいのよ。
透明のおばあちゃんの朧(おぼろ)の言葉に、きゅんとする。
近江屋さま、もっと彼らの活躍を読みたいです。
続編、待ってます!
近江屋さまのご本を読み終えたら思わず、ダメだしされた私の分科会作品を開いて書き直していた。
うん、ナンセンスファンタジーはこれでなくちゃだ。
今日もびよよよ~~ん (*^ __ ^*)