淡色のトリカブトの花

禁漁直前の渓に、今年もトリカブトが群生していた。
でも、今年の花は例年より淡く、あまりおどろおどろしくなかった。

ちょっと見には、このまま花瓶にさせそうな。
でも、儚げな色でも、やっぱり猛毒。

花にも葉にも根にも、全草に有毒アルカロイドが含まれている。
アイヌ民族はトリカブトの根を矢尻に塗って狩猟に使ったという。
仕留めた獲物に矢尻からついた有毒アルカロイドは、加熱すると毒性が薄まり肉は食べられるのだと。

でも、おひたしで食べて死んだ人も少なくない。
生の葉を手でにぎりつぶしてそれを間違って口に入れたら…。
やっぱりこの渓は、気をつけなくちゃね。

大会作品がつぎつぎに届いている。
順番に読み込まなくちゃ。
今日もびよよよ〜〜ん　(*^　__　^*)