川天使空間

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家族内感染を防ぐために-ソーシャルバブルという考え方

2020年12月22日 05時46分11秒 | 小児科

新型コロナは感染力が強い変異株がヨーロッパで確認された
英国ではすでにCOVID-19の6割以上がこの変異株になっており、フランスは英国との水際対策でカオス状態
毒性は変わらないということだがスパイク蛋白が3箇所も変異しているらしく、これまで以上に流行する可能性が高くなってきた。
昨日、日本医師会はついに「医療緊急事態宣言」を出した。
日本はクラスターが追えなくなったら移動制限必至と思う。

クラスターの種類もまた増えてきた。
当初「夜の町」「医療・介護施設」中心だったものが、
「カラオケ」「合唱」なども加わり、ついに学校や園のクラスターも増えてきた。
家庭内感染が増えた、ということでもある。



流行を防ぐ対策として、ニュージーランドの首相、ジャシンダ・アーダーンが伝えていた
「バブル」「ソーシャルバブル」の考え方を、聖路加の坂本史絵先生がつぶやいていた
(画像は又借りしています)

家族や恋人同士など、小さなバブル単位で感染を予防する。
バブル内ではマスクは要らない。
これって、すごく重要なことだと思う。
一蓮托生、ということでもあるんだけれど、「バブル」というイメージを持つことで、
具体的に取るべき行動が想像しやすくなるから。

たとえばお父さんが仕事でクライアントと会食をしなければならなくなった。
そんな時、ビールを勧められても家族の「バブル」をイメージして、「今日はちょっと」と断るとか。
(お酒が入ると油断すること必至)
お母さんがママ友とランチということになっても、
「換気のいいお店を選んで短時間で切り上げましょう」と提案するとか。

インフルエンザワクチンを接種するときも、「家族バブル」で対応している。



家族ごとに診察室に入ってもらい、人数ぶんの注射を準備。



手指やステトの消毒も、一家族に一回。

そうか、ソーシャルバブルって、小児科ではずっとやっていたことだったのだ。

きれいなバブルを保って、きれいなバブル同士でいつかパーティができたらいいな。
きれいなバブルが集まって、いつか大きなイベントもできたらいいな。

たぶん新型コロナは3-4年は続くんだろう。
家でもマスク、と、首都圏で推奨された。
ということは家族のバブルが崩れつつあるということ。
勝ち残れる国民性、日本人にはあるはずと信じたい。

またまたインプットの日だった。
今日は療育センターのリハビリ前診察と本読み。

録音したものを準備したが、やれるといいな。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)


コメント
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