東北の書き手仲間、もえぎ桃さまの児童文庫最新作です。
帯の「〈ぼっち〉は削除します!」が怖い怖い。
卑怯ないじめ男子をやっつけたせいで、セレブなKK学園中等部入ってしまったぼっちの中一女子、久遠永遠。
夏休みの登校日、永遠のクラス全員が地下のシアタールームに集められ、
始まったのは「トモダチゲーム」という名のサバイバルゲーム。
そこで〈ぼっち〉になった子は、電気ショックで倒れてゲームから削除される……。
巨大コンツェルンのお嬢さまとか、モデルをやっている子とか。
とにかくキャラが濃い。
まばゆいばかりなのに、それぞれのキャラが生き生き動いている。
そして「友だち」ってなんだ、「友情」ってなんだと、考えさせてくれる。
……なんて解説するよりなにより、面白すぎ!
イラストは久我山ぼんさま。
この応募要項に「瞳の奥になにかを隠しているような、ひとくせある不敵なキャラたち」とあるんですよね。
キャラが濃いのも納得。
そして続編もあるらしい。
「面白い」は正義。
もえぎ桃さま、ますますのご活躍を!
このあとどうなるんだろうというわくわく感、半端なかったな。
私もそんな物語を書かなくちゃ。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)