三月も二十日を過ぎて川面のヤナギから緑がもどってきた。
どうして、草や樹の葉が緑色なんだろうと考えたことはなかったが、こないだ読んだドイツの元森林管理官さんのご本によると、伸びだした植物の葉に含まれているクロロフィル(葉緑素)が光合成をおこなうときに、中波長の光は必要としないので反射されてしまい、その反射された光がわたくしたちの目に入るのだが、中波長の光の色は緑の領域なので・・・ということらしい。たしかに虹色の真ん中あたりは黄色から青色の中間地帯の緑色に見えるところ。秋になると、クロロフィルは役割を終えて、残った色素が、赤や黄という長波長の光を反射していくということかな・・
あんまりよく分からなくとも、新緑が真っ赤や、秋色が真っ青でなくてよかったと、つくづく「宇宙の大きな力」に感謝したい。
春先に、政府の消費税対策で「ポイント還元」という時期があったのを思い出した。その還元分がスイカに約5000ポイントたまっていたので、ショッピングモールから「色鉛筆36色セット」を注文した。緑のもどってきた春色の風景や、土から現れた色とりどりの花々、歌いだした小鳥たちの姿を見ていたら、無性に「スケッチブックに色を塗りたい」という気持ちになってきたので。
広瀬川河畔のヤナギたち
輝きだしたヤナギの花
おお、かわいいエナガちゃん
青葉山の池畔でなんか騒いでいたよ「ジュルリ・ジュルリ・ヒュリリリ♪」
こちらはウグイス色のメジロさん、咲いたばかりのアセビの花をつついていました。
馬酔木というぐらいで、有毒な木ということだが、メジロさんには平気なのだろうか。
野鳥識別図鑑さんに問い合わせたら、紅色は薄いがベニマシコの♂ではないかということでした。
もう、北国に帰ったかな。
こちらは褐色が目立つので♀ではないかとのこと。確かに、優しい顔立ちだね。
今週の野草園とその周辺の花々をスライドショーにしてみました。
今日も、広瀬悦子さんでモシュコフスキーの「恋人ワルツ」を聴きながら、花を眺めよう。