かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

青葉の森でも腐生菌は元気なのだ!

2024-10-24 20:55:55 | 日記

10月23日、バスで20分、青葉の森を2時間ばかり歩く。このところの体調不良は、季節の変動か、焼酎の飲みすぎか、まあ、そのどちらでもあるのだろうが、それでもキノコたちの仲間と出会いたいという気持ちで、晴れれば野外に出る。

 

森の入り口でいきなり、白みを帯びた褐色のナラタケのかたまりとイボイボの黄色い傘が可愛いヌメリスギタケモドキの束生の塊を見つける。歩道からさして歩かない距離なのに誰にも採取されていないのは、いかにキノコたちの生成速度が速いかなのだろう。このキノコたちは昨日の雨の日にひそかに姿を現し、本日その最盛期の姿を偶然オイラの目の前に表し、明日にでもなればもう胞子を放ち役目を終えているのかもしれない。秋の森のキノコの生涯というものはそういうものかもしれない。

 

 

 

 

とりあえず、塊の3分の1ほどいただいて、あとは来年の再会を企図する。

この日の目的は、先週覚えたウラベニホテイシメジとモミの木の下のアカモミタケだったが、崩れかけ始めのウラベニ1本とその幼菌1本、2本のアカモミをゲットしただけだったが、ナラタケたちの収穫もあり満足して家路につく。

夕食に、おととい採取し冷凍しておいたクリタケに、本日採取したナラタケ、アカモミ、ウラベニを加え、タマネギ、ベーコン、ニンニク、鷹の爪、アジシオ、コショウ、白ワイン、マヨネーズでバター炒めにし、茹でたパスタとからましていただいた。どやつも素晴らしい食感の食材で、洋風でもおいしくいただくことが証明された。

 

 

 

青葉の森にも、今の時期だけ元気な腐生菌が育つことが分かった。身近においしい食材があることを遅きに失したが、学習した。

そういえば来週は、紅葉の岩手の森に湯治とキノコたちとの出会いを求めてこの地を留守にする予定だった。

次にこの可愛い元気者たちに会えるのは来年か。はかないといえばはかないキノコたちとの出会いなのだ。

 

 

採ればとったで後処理も大変。あまり欲を出さず少しずつ採取しようね。その日に食べないのは冷凍保存だが、茹でて塩漬けやめんつゆ漬けもやってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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