かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

一採一食の湯治場の夕餉

2024-10-31 03:06:33 | 日記
自炊部と名付けられた湯治場には、基本、お米(電子レンジのあるところはパックご飯)、パスタ、蕎麦やうどんの乾麺、各種調味料やバター、ごま油などのオイル類、タンパク源に卵と納豆、あとはお気に入りの漬物だけ持参して、メインとなるおかずは、春ならば山菜、秋ならばキノコなどをその日のうちに採取してきて、その日のうちにバスタなどに添えることを、このところの原理原則としている。このような食の形式、つまり山菜、キノコは保存するほど多くを採らず、ほんの少しだけ採って、その日のうちにいただく行動様式を「一採一食」と命名したい。
今日も、雨があがった昼に宿を出て、午後の3時には宿に戻り、採ったきた少しのキノコを虫出しのため塩水に漬けるなど下処理をして、「キノコペペロンチーニ」にしていだいた。
初めて出会ったチャナメツムダケやハナビラニカワダケなどは絶品の食感だったし、一緒に加えたナラタケ、ムキタケ、クリタケ、タヌキノチャブクロもいい仕事をしていた。なお、これらキノコ名は、オイラが図鑑や実食などで確認して思い込んだだけにすきず、すべて自己責任でいただいているので念のために。よって、採取してきたキノコを同宿のヒトビトにお裾分けすることはないので、安心されたい。
春といい秋といい、お気に入りの湯治場は、やはり山の中に限る。ここの湯治場は、降雪のためにまもなく営業終了。おれより高齢とおもわれる職員が忙しく雪囲いの作業に追われていた。頭が下がる。










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