言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

夏至の日に疑問

2018年06月21日 | 日記
        
  
 ちょっと前の新聞に「特別史跡でなぜ」という記事がありました。今年のプロ野球オールスター戦は藤崎台で行われるのだそうです。たぶん見たい人が多くて入りきれないのを予測して‘二の丸(での)観戦’が計画されている→文化財保護委員会が「特別史跡で行うイベントとしてはふさわしくない」というコメントがあったのだそうです。史跡を掘り返したりすることではなくて、大型スクリーンが設置されるだけだろうと思うのですが‘何がいけないのか’という疑問を持ちました。
 昨今は文化財の活用が叫ばれている(望まれている)ようです。‘観光’との結びつきを図ろうということのようです。賛否両論あるようです。そのこととまったく無関係ではない二の丸観戦なようです。まさしく‘文化財の保護と活用’という大きな課題です。
 私は‘そのままで’守りとおすのではなくて、使って次に伝えていくことが大切ではないかと思っています。古きものを新しい活用でも使っていくということです。古い建物だから雑巾拭きで、掃除機を使ってはダメ!的な考えでは、その建物は生きて残っていかないと思うのです。むろん条件は必要です。
 私的には“二の丸観戦”はOKです。べつだん史跡が壊されるような行為でもないはずです。その代わり(条件です)→そこは単なる広場ではなくこんなモノがあったから、いまは‘史跡’になっている、というのを二の丸に来た人に訴える必要はあります。そんな使われ方がこれからの文化財活用に求められているような気がします。でもとっても難しいことではあります。

 今日は(夏至)でした、したがって昼過ぎからお天道様がちょっとだけ顔を出してくれたのかもしれません。

 今日の天気(