クマナリヒラタケです、節の間が長い、竹皮がみられない、丸い・・などの特徴があるみたいです
村誌編纂に取組んでいる中で興味を以て資料を収集していることに(麻)があります。“大麻”のことです。じつは山江村は熊本県(人吉球磨)ではいちばん遅くまで麻の栽培をしていたところです。そのことはどうしても資料を取り揃えて村誌の中に書き入れなければと思っているのです。ところがまだまだ資料が揃っていません。麻の栽培のことは写真で見ているだけで実際に栽培されている様子をみたことがありません。80歳近くに人でなければお手伝いも含めて経験しておられないようです。
そんな中にmiyagawaさんがひょこっとわが家に訪れました。彼は“生物探偵家”です。麻の栽培の中で、「麻(お)こぎ」という作業があります。麻の茎を湯出て柔らかくなった皮をはぐ、作業です。このときに使われた道具の材料が(クマナリヒラ竹)なのです。この竹を切って皮をはぐ道具にされたのだそうです。その道具が残されていないか西川内の農家を訪ねて二人で聞きまわったのです。むろん道具はありませんでした。その代わりクマナリヒタ竹のあり場所を教えてもらいました。miyagawaさん曰く、あちこちに生えていない竹だそうです。私もはじめて見てみました。といいながら竹にことはよく知っていませんでした。勉強になりました。
麻の栽培のことも含めてもっと聞き取りをして調べることが必要です。また、私に宿題が課せられた感じでした。今日はいろいろなことが聞き取れました。また紹介します。
今日は昼間はポカポカ陽気になりました。
今日の天気(一時)