秘密基地の備品として有って当然なソーホース・・・
最近、木工作業が俄かに多くなってきたので
屋外での作業効率を上げる為、広い天板を載せれる
しっかりとした脚が欲しかった。
しかし、ガッツリDIY木工所みたいなソーホースは
如何かなぁってずっと迷っていたのだが・・・
らしいデザインが思い浮かんだのでこの際作成してみた。
材料的に安価で便利な Spruce Pine Fir 2×4材 6ft 5本と
専用のブラケット4個と脚ゴム 8個、塗料を調達。
箱の中はこんな感じ・・・
ソーホースの脚の長さは大体70~75cm+αに設定する人が多いが
オレは腰を曲げての作業は苦手な為敢えて85cm+αと長めに設定。
脚を広げると低くなるし枕分の高さを考慮して80cm位を想定とした。
先ずは2×4材 6ft 5本から85cmを10本切り出した。
8本は四組の脚、2本は枕で使用する。
そして一番の自慢のポイントとなるのは誰も想像もしないであろう
サンフラワーオレンジ、軍隊で言うエマージェンシーカラーの塗装。
大抵の人は無塗装かカーペンターかランバージャック紛いに
ブラウン系のマホガニーやオークで着色するのだろうけど
それではENTHUSIAST的に面白くない。
艶無しで木目も活きて素晴らしくミリタリー感溢れる仕上がりだ。
こんなペイント作業は実に楽しい。
直ぐに乾燥するが夜露や雨水の掛からないタープ下で一晩熟成。
その晩にステンシルシートの下準備で文字の切り抜き作業。
根気の要る細かい作業だが拡大鏡を装着して何とかやり切った。
NATIONAL CONFIDENTIAL MANUFACTURE(国家機密製造)
翌日、この順番で並べ艶無しホワイトでプリント。
文字抜けしたプリントベースもカッコイイ。
ややボケ感や擦れ感が漂う感じで仕上がった脚4本を乾燥中。
その間に枕になる2本は別口でロゴを作成。
サクッと仕上げて直ぐプリント。
U.S.PRODUCTS(米国製品)
やはりボケ感と擦れ感のレッド&ネイビーのステンシルは激シブ。
市販されている2×4専用のソーホースブラケットは
2×4材の寸法が材木業者や乾燥によってまちまちな為
あえて緩く作られておりはめ込むとガバガバ。
若しくはキツキツだったりする。
現物は緩かったのでスペーサーとして2mm厚のベニヤ板を
隙間に打ち込む宮大工並の隠し技を披露。
これを入れずにビスで締め込むとブラケットがグニャリと歪む。
みっちりと隙間無し。
ぐらつきも無くなりガッチリした。
脚ゴムも斜め設計されたもので
裏がハニカム構造のがベストチョイス。
これが人気で売り切れる為なかなか入手出来ない。
スラントしていないと脚を広げた時の接地面積が稼げない。
その後に1脚に前後で8か所、合計32か所のビス留め。
これがオレの唯一無二何処にも無い秘密基地ソーホース。