高級な箱に入ったフライラインはそれなりの開発や製造コストが掛かっていますし
フライフィッシャーが年間で消費するフライラインの数量なんて知れていますから
大量消費も望めずメーカーさんがコストダウンを図って価格に反映するには
相当な企業努力に他なりません。
通常のフライラインは30ヤード前後(約27m)が一般的な長さですが
日本の渓流で使う低番手のロッドではその長さの半分も有れば充分ですから
ダブルテーパーのラインは半分にブッタ切って2セット分として使用するのが
有効ですしリバイタライザー等でメンテナンスしてキズさえ付けなければ
相当酷使しても数シーズンは持つと思います。
TIEMCOさんからリリースされている3Mのスターターライン(ビニールパック入り)は
全長がやや短めですが上位のフライラインと比較して何の遜色も無く使える廉価版です。
本流域でフルラインを要求される様な場合には4番・5番ラインを使えば済む事ですし
ウエイトフォワードも用意されています。
税込で2,700円也!
今、机上に未開封のパックが2セット待機中ですから小型リールの
スプール4巻がリフレッシュ出来ると言う事です。
「一万円近い高価なフライラインを使ったとして一体何尾釣れるんじゃ・・・」
と、自問した結果です。
浮いたお金で鑑札買えますからね。