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2012-09-06 00:19:40 | Engine


HONDA CB750 STREET BOBBER の4基のキャブレターには

空気の吸入効率を上げる為にステンレスメッシュ製の

エアクリーナーがキャブ1基毎に4基装着してある。

これをパワーフィルター何て言うメーカーも有るが

装着したからと言ってパワーが上がる訳が無い。

ノーマルのエアクリーナーに比べて多少の吸入効率が上がり

排気との関わりも生じるのでキャブレターの調整も

微妙になって単なるカッコつけっぽいパーツだ。

問題なのはこれが燃料タンクの幅から左右2基分が

外側にはみ出ているので雨天には雨水を吸いこみ易く

水気によってミスファイヤーを惹き起こし易い。

剥き出しだからワイルドでカッコイイのだが・・・

雨には滅法弱いんだわ。

多少の雨なら熱で蒸発するから問題無いが・・・

最近は晴れているからと言っても油断禁物だ。

バケツをひっくり返した様な勢いのゲリラ豪雨何て言う

凄まじき大雨が突然襲って来るからな。

そこで、そんな時に遭遇した場合でも一時的に雨を凌ぐ為に

エアクリーナーに雨避けの為のガードが必要だ。

ワンオフの自作決定。

取り付けのメインはカメラを車載する時のクランプ。

コイツにはユニバーサルな機能が付いていて

トップの部分が自由自在に曲がるところに着目だ。



これのトップ部分のネジを利用してL型ステーをドッキング。



上に軽くて耐久性の有るカバーをボルトオンすればOKだ。



先ずはボール紙で型取りだ。

さて素材だが・・・



強度がそこそこで曲げ加工やカットがし易いアルミ板に決定。

2基ずつをカバーする様に左右2個を作成せねば。

大雨での走行は一年半前の納車時に大阪南港から

名古屋迄走った時に奈良辺りから本降りになり

突然のエンジンストール。

その時は直ぐに復活したんだけど

キャブに水が入り込むのは良い筈が無い。

それっきり雨天には走行してない過保護なマシーンだけど

少しワイルドになる為の対策だわ。

先ずはアルミ板のカッティングと穴開けに曲げ。



4連ボルト&ナットは4発エンジンに因んで・・・



これだけで随分メカニカル感が上がるな。

縁ゴムを巻いてみた。



クランプをドッキングして完成。

左側はクラッチケーブルを避ける為、少しナローにカットした。



そして車体に装着だ。





アルミ剥き出しもカッコイイぞ。





全く違和感無く仕上がった。

振動と風圧に耐えられるかだが

雨の日に限界走行はしないから大丈夫。

これで突然の大雨でも少しだけ安心だ。

普段は装着しないけど遠出のツーリング時の緊急用さ。
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