アイルトン・セナはフォーミュラ・ワンの世界で
ヘルメットメーカーであるBELL、SHOEI、そしてホンダアクセス製
RHEOS(レオス)のカスタムモデルを使用していた。
年代によって、マイナーチェンジやスポンサーロゴの変更
はたまたレース毎に微妙に本体の色やロゴが変更され
その歴代モデルのどれもが速さの証明の輝きを放っていた。
1992年シーズンのヘルメットは SHOEI が担当。
SHOEI X-FOUR を被ってホンダのラストシーズンを戦った。
その年のナイジェル・マンセルとのモナコでのバトルは
記憶の中で最高の名勝負だ。
SHOEI X-FOUR に一番近い型の二輪用ヘルメットが
上の画像の WYVERN Ⅱ(ワイバーンツー)だ。
これはイタリアおやじのセナヘル・レプリカコレクションの
中でも未使用で保管してある一つ。
何時も頻繁に被っているモデルは X-8Rhi で
シールドの上下にエア・インテークを配したタイプ。
このフレッシュエア取り込み口が有る無しで
全く快適さが違ってくる。
これが無いと特に寒い時期は吐息でシールド内面が曇ってしまう。
そしてもっと凄いのは X-Eleven のコレ↓
シールド直下に大型のエア・インテークと
シールド直ぐ上と頭頂部にも異なる大型のエア・インテークが配される。
取り込んだフレッシュエアを効率良く排出するアウトレットと
ヘルメット後部で巻き起こる乱気流を制御するスポイラー付き。
この快適性はクローズドのフルフェイスヘルメットの中でも異次元のレベルだ。
頭部を衝撃から守る以上に快適さを損なわない機能性が凄い衝撃的だろ。
これを眺めているだけでゴハン三杯はお替わり出来るしな。(笑)