
少し前、久々に街を疾走する赤いマッハⅢ500SSに出くわした。
今となってはエンスー以外は興味の無い単車だろうが
イタリアおやじにとっての生涯ナンバーワンの単車だから
微かな2ストローク特有のエンジン音が遠くから聴こえれば
オートマチックでサーチ機能が起動するのだ。
一瞬走り抜けて行っただけでも視線は釘付け・・・
ハイスピードカメラで捉えた様にコマ送りで記録される。
少年時代の感動が蘇った。
ジャジャ馬だから止まらない、曲がらない直線番長。
高回転で分解しそうな振動。
戦闘機並みの爆発的加速。
ノーマルの性能でこれだ。
上等だ。

40年以上も前の生産なのにこの魅力や魔力を超える単車は無い。
電装関係以外は当時を復元した完全なノーマルが最高だ。
何時か、フル・レストアされたマッハⅢのオーナーになってやる。
このホンダの16バルブが潰れたらな・・・