
遊ぶ道具が一杯要る時は四輪を駆り出せば良い。
そうでも無い時は単車でブッ飛ばして行けば
喫煙も出来ないし、渋滞も回避出来るから
圧倒的に到着迄の所要時間は短縮する。
だから、アッと言う間に遠出が可能なのだが
この時期に北へ向かうのは自殺行為だ。
積雪が無くても峠が凍結状態だったり
山道には恐怖のグルービング路面が待ち構えている。
中型のオフロード車だったら面白いだろうが
直線番長ロングホイールベース仕様である
CBマシーンは冬の道が大の苦手だ。
以前に履いていたエイボンのクラシックパターンタイヤに
比べればダンロップのK300GPはコントロールし易いが
それでもグルービング路面の下り坂では
航空機のダッチロールの様に車体前後の横揺れが始まり
バランスを取ってコントロールするのには手に汗握る。
多分、前輪と後輪のタイヤ幅が極端だから起こりうる
固有の現象だと思うのだがこれはマジでビビるぞ。
ハーレー何かも前後のタイヤ幅が極端なのが多いから
同様の事が起こっている筈だ。
後続車からもハッキリ分かる位に左右にツイストし
ブレ出すから「コイツ、何をダンシングしてるんだ!」
って思ってるだろうな。
フライフィッシングで毛鈎を流す時に使う言葉と一緒だが
これが本当のナチュラルドリフトだわ。