あけましておめでとうございます。
昨年11月、母の要支援・要介護の認定に不服申し立てし
12月半ばに念願の再認定された。
事は8月に申請して9月半ばに審査・・・
そして10月に一番軽度の要支援1に認定されてしまった。
それから約三か月、どっからどう見たって
要介護の2以上の母のお世話をしながら
不甲斐無い待遇で毎日を過ごしてきた。
9月審査時と今回の再認定審査時の状態に殆ど変化は無い。
結果、今回は初めからのオレの見立て通り要介護2と認定されたが
初回に審査された方の洞察力欠如と裁量の無さが
公的機関のミスジャッジと言う事態を招いた。
ワールドカップ並みにVARで判定してもらいたいものだ。
そして今現在は週二回、デーサービスに行ける様になり
月曜、デーサービス施設 9時~16時
火曜、自宅にてヘルパーさん 15時~16時
水曜、自宅にて看護師さんの訪問看護 11時半~12時
木曜、自宅にてヘルパーさん 15時~16時
金曜、デーサービス施設 9時~16時
土日も関係無く早朝の注射、服薬、炊事洗濯掃除・・・
週二日間のデーサービスの昼食だけは
先方なので助かるが
毎日、三度の食事は定刻に全てお世話で
私用を含めると勤めている時より遥かに忙しい。
デーサービスに行ってもらっている二日間の日中だけ
纏まってフリーと言う事でその他の外出は一時間以内。
そんなんで・・・
空いた時間にやれる事は限られる。
予てからやろうとしていた事のその一つ・・・
ヴィンテージ・フライリールのノブの修復。
ブラス製で緑青迄吹いている超絶カッコイイ逸品。
引退数年前の釣行時、ノブが破損して釘状の頭と芯だけになって
ずっと放置してあった。
そこで、WEB通販にて黒檀の丸棒(直径10mm)お取り寄せ。
8本も不要だが丁度良い長さに切断して穴開け加工。
先ずは卓上バイスに挟み切断・・・
次に卓上グラインダーで面と角取り、中心をポンチで打刻・・・
芯径は3.0mm・・・
頭は4.9mm・・
電動ドリル3.0mm刃から徐々に穴拡大・・・
結構、垂直に穴を開けるのはムズイ。
芯と頭を貫通する4.9~5.0mm位の直径に差し掛かった時
バイスの締め直しをしたら力加減を誤り、ヤラカシタ。
そして、一からやり直し。
失敗は成功の基、完成。
リール本体、ノブ軸、頭は溶接一体式で分解出来ない。
ノブのヘッドに座繰りも必要無し。
事前に用意したワッシャーとE型サークリップをはめ込み・・・
最初からこうであった如く何の違和感も無い機能と佇まい。
ご覧の通り。
年季の入ったこのリール。
問答無用、シブ過ぎ。
これでもうガラクタとは言えまい。
まだまだお陀仏迄にやりたい事が山積しているわい。