40代から強度の遠視に老眼が入り手元のピンとが全く合わず
釣りの時のキャップのツバにクリップ式の拡大鏡装着が必須となった。
釣りの度に数種類のキャップに付け替える習慣があったが
初期は差し込んでピンを貫通させ留めるタイプを使っていたが
無理に差し込んだりプラスチックの経年劣化もあり
このタイプのはクリップ部が直ぐに破損して何度も買い替えた。
そして後期はクリップ部の留め方の似て異なるタイプを使っていた。
クリップ部が黒く、ピンは刺さずテコの原理を応用して固定するタイプ。
しかしこれもプラ製品の宿命である経年劣化により破損・・・
何とか直せそうな部分の破損だったので捨てずに保管してあった。
高価なプラリペア補修品や溶接等も面倒なので補修には
2液エポキシ樹脂で固めるか迷ったが100均の使い切り瞬間接着剤に
重曹を混ぜて固めるのが有効だと思いやってみた。
折れてしまったクリップ部の一片。
ヤスリで適当に足付けし・・・
アルミホイルと養生テープで位置決め固定・・・
重曹を振り掛け瞬間接着剤を垂らす・・・
これの繰り返しで肉盛り・・・
ヤスリで適当に山を整え・・・
これだけ盛れば想像以上の強度で固まっている。
チョットやそっとで折れそうにもない・・・
重曹を混ぜる事で密着性の高い、硬い固形物が形成さる感じだ。
これなら強度的に十分使える。
仕上げは艶消しブラックでタッチアップペイント。
下側だからパっと見、補修跡も分かん・・・
新品の製品を上回る機能を持たせた再生は楽しい。