Enthusiast

Fashion Motorcycle Flyfishing Garage Base Formula One Senna

Lose

2010-04-14 01:06:49 | アマゴに片想い


雨の降る夜、13日に日付が変わる頃、名古屋港から北上を開始しました。
長良川沿いの156号は車も少なく車検から戻って来たマッハ号はフレッシュタイヤを装着し
水捌けも良くなり快調にブッ飛ばし飛騨入りしました。

前日からの降雨量が多かった様で闇夜の河川は相当な増水が覗えます。
釣りが可能かどうかの臨界点が気懸りでしたが降雨の峠は越えてますから
後は夜が明ける数時間後にどれだけ水が引くかに掛っています。

取りあえず仮眠を・・・

早朝未だ小雨模様の中、半年振りに車横付けの淵に到着して唖然・・・

淵が消滅してしまっています。

それは浸食と堆積を繰り返す河川の常なのですが崩落を防ぐ為に護岸された工事と連動し
淵迄もが重機で潰された痕跡が有り、ただの平たい流れに変貌してしまっています。

あの素晴らしい淵にはもう巡り会えないでしょう。
同じ様な淵が形成されるのに何年何十年掛る事やら・・・

その淵は一見何でも無い感じに見えましたが三方向からの流れ込みとしっかりとした
底石が絶妙に配置され過去十数年は多少の変化は有ったものの増水によって移動する渓魚の
宿場の様に何時も沢山の個体がストックされていてライズが有っても無くても粘れば必ず
良い思いをさせてくれた宝の淵でしたから私自信は相当なショックです。

さて、如何するか・・・

川幅一杯に流れが押し寄せていますから遡行には強靭な脚力が必要ですが
伊達のイタリアおやじにそんな剛力はございませんのでそこそこのポイントで
愉しむ事にしましたが流れを横切るだけでも足をすくわれそうでビクビクです。

ドライフライを咥える事が出来る流速のポイントを見つけ出す事が難儀で
なかなか思った様な釣りが組み立てられませんでしたが・・・

お昼に少しお陽様が顔を出した時にパタパタとハッチが起こり
ここぞとばかりにイタダキライズに遭遇。



無理無理でしたが浮力優先のEHC11番で・・・次から次へ・・・



早速、お姉さんにもご協力いただきまして・・・



良い撮影場所の岸がなかなか無く困りました。

明るかったのは一時だけで終始暗く眼が疲れてしまい二日間滞在する予定でしたが
午後はマッハ号のベッドで爆睡・・・その後ゆっくりと帰宅しました。

暗いと毛鈎のアイやティペットは眼鏡越しでも全く見えませんわ。
フリップアップルーペを使って何とかやっとですよ。

ストレスの溜まる釣りはもう勘弁なお年頃なんですね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Blossom | トップ | Quality »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (jets)
2010-04-14 22:15:41
お疲れさまでした。
そもそもあの雨の後にでもチャンスを
狙おうという意気込みが凄いですね。

しかし、お気に入りの場所がそんなになってしまっては残念です。
私の目の前の長良川もこの冬にすっかり
大きな用水路になってしまいました・・・

金ぴかの信長像を作ったりと岐阜はどこか洗練されません
返信する
Adaptation (kebari@)
2010-04-15 00:03:28
狙えるポイントが極端に少なく大変でした。

安直に淵で数釣りを・・・と思っていましたが
なかなか思う様にはならないものです。

あらゆる状況下において不自由さを克服出来る
のもこの釣りの柔軟性と適応性ならではですが。

もう少し経つとエサで釣るより毛鈎の威力が勝り
良く釣れますから集中エラーを回避しませんと。

長良川が用水路化してしまったとは言え
アマゴのアバター(サツキマス)の通過点が
有って、更に狙えるポイントがお近くに
有るだけでも私からして凄い事に思えますよ。
返信する

コメントを投稿

アマゴに片想い」カテゴリの最新記事