六月半ばと言うのに何だよこの暑さは・・・
今度生まれてこれるなら北欧が良いなぁ。
と言う事で今回は傷んでしまっているフライロッドの修復。
傷んだと言っても微々たるもので塗料が剥離したり
クラックが入ったところを直す作業だ。
その昔、ノースランドのフルチョイスオーダーシステムで誂えた
オリーブグリーンブランクのグラス製フライロッド。
2Pのブランクには一か所微かな擦り傷があるが
それよりもメイプルのリールシートのクリア塗装が早々に割れ
メイプル肌の表面が侵されていたのでずっと気になっていた。
これも使い込んだ味と言えば味なのだが・・・
エンドキャップとリングを外し・・・
卓上グラインダーで一気にクリア剥がし。
少々荒々しくやり過ぎたが・・・
サンドペーパーでスムージング・・・
そのままニス仕上げにするつもりがチョット冒険で
マホガニーのステインを擦り込んでみたのだが・・・
悪い想像通り。
これは頂けない失敗だった。
メイプルの肌質が全く消え失せてしまったので
翌日、速攻で素肌が露出する迄サンドペーパー掛け。
メイプル特有のささやかな斑点や
トラ模様が綺麗に出てくるまで削った。
模様を活かしつつ白っぽくしてみたかったので
カインズでアイボリー系のステインを購入。
渋い色のロッドに明るい抜け感が欲しいと言う選択。
早速ウエスで擦り込んでみた。
この上下の画像比較で分かるだろうか?
透け感も有って白っぽくなり思った通りだ。
ステインは木目が活きるのが魅力。
この状態で一晩熟成させてみることにした。
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