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そうぞくぜーぞーぜー

2014年07月11日 | Weblog
 7月 11日

 来年1月から相続税が増税されます。

 いろいろ節税対策をしていても、相続税に
ついては、庶民(あまり財産の無い人というか、
財産は自宅だけ。みたいな人)はほぼ無縁の
ようなものだったんですが、来年からはそうも
いってられないようになりますよ。
 
 それはね。
 基礎控除額が圧縮(控除額を下げ)になるん
ですよ。
 今までの基礎控除額は
  5,000万円+(1,000万円×相続人数)
まぁこれが基本的な計算方法で、これで計算した
額までなら、課税されません。
 (配偶者は上記の計算以外に配偶者控除がある
ので、殆どの庶民は課税されません)


 そいでね。例として、両親と子ども2人の4人
家族で、父親が死んだとすると、母親が遺産の
半分を相続。子ども2人で残りを分ける。

 そいで、住宅などの不動産、預貯金や換金可能な
品物(株やゴルフ会員権、貴金属などなど)を含めて
1億円を相続する場合でも非課税なんですよ。

 計算が面倒なんだけれど、とにかく、配偶者が
残ったときには1億5,000万円ぐらいまで
非課税になります。(相続者が母親、子ども2人の
場合)

 ところが来年1月からは
 3,000万円+(600万円×相続人数)
 同じ条件(相続1億円)の4人家族だとすると、
こんどは数百万円分の相続税が発生します。

 数年前の調査によると、東京国税局管内で、
だれかが死亡して相続税を納税したのは、対象の
7%(16,000人)ほどだったそうです。
法が改正されると、15%ぐらいになるんじゃ
ないか? という見通しだそうですよ。

 さっきの計算で、母親が残っているときは、
納税したとしても少ないんですが、その次
母親が死亡したときには、当然配偶者控除が
ありませんから、注意が必要だね。

 庶民の財産は殆どが不動産でしょうねぇ。
そうすると、土地と家屋の価値がどのくらい
になるのか?
 
 土地の値段は 路線価 で決まります。
 国税庁のサイトで調べられるので、相続が
発生しそうじゃなくっても、一度調べておいた
ほうがいいかもね。

 そうそう、我が家はいちおう住宅地区なん
ですが、路線価って面白いですねぇ。
 チョイとアタイも路線価を調べたんですが、
広い道(交通量の多い道)よりも、あまり
車が通らない道のほうが路線価が高いんです。

 そうだよね。商業地区なら交通量の多い
ほうが価値が高いんでしょうが、住宅地は
静かなほうが価値があるんでしょ。納得です。
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