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かげきだんでした

2014年07月21日 | Weblog
 7月 21日

 歌劇団でした。

 東京大学歌劇団。年に2回オペラ公演している
んですよ。
 名前に東京大学と入ってはいますが、他大学でも
社会人でもかまわなくって、広く団員募集している
そうです。
 
 今回の演目は「ドン・カルロ」。
 あらすじ 
 16世紀のスペイン。フランスの姫が妃として
王様のところへ嫁いできましたが、その姫は王子と
相思相愛だったんですよ。
 そいで、三角関係+王子を好きになった貴族の娘。
合わせて4角関係。

 政治とか国際関係とかゴタゴタもあって、王様を
支持する者。王子の考えに同調する人。
 恋や愛、思想、政治情勢などが入り乱れての宮廷劇。

 んで、劇(役者)のこと。
 妃と王様の出来がイマイチでしたねぇ。とにかく
声が通らないんです。
 大きい声とか音が外れるとかじゃないんです。客席
の一番うしろまで届くかどうかですよ。歌は。

 2人ともオケに負けていたこともあって、客席の
1/3あたりで声が消えてしまいそうでした。
 妃役の人、まだ1年目ですから。今後に期待しましょ。

 王子役。役者としては良い出来だと思います。
 しかし、原作が どうしようもない男 として
作られているので、それを表現するのが難しかった
んじゃないでしょかねぇ?

 王子の友人(理解者)であるロドリーゴ役の人。
発声(歌い方)に特徴があるんですよね。
 なんでもそうですが、人の心になにか残るような
ことができる人はいいですねぇ。てなわけで、この
役者さんもそういう意味では得するタイプですね。

 王子に思いを寄せる貴族の娘役。
 今回の公演で一番よござんした。他のお客さんも
同じだったようで、歌い終わってから拍手がしばらく
鳴りやまなかったですよ。
 歌声はもちろんですが、演技も一番ヨカッタねぇ。
気持ちが伝わってきましたからね。
 まだ若い人ですが、ふんとにこれから先が楽しみ
ですよ。

 オケ、何度か アレ? って感じのところもあり
ましたが、演技に助けられて、そんなに気になりま
せんでした。
 打楽器が効果的に使われていて、よござんした。

 アタイの評価は88点 合格です。
 (マイナスもありましたが、プラスが勝っていた
ってことです)
 てなわけで、終演後はカンパしてきました。
(^O^)/
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