たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

とっこやにがつ

2018年02月04日 | Weblog
 2月 4日

 いつもの床屋でした。2月。

 床屋に入ったら、ソファには男の人が1人と女の人が1人。
 どちらの人もお客ではありません。(笑)
 信用金庫の営業さんが、チョイと息抜きと暖を取るために立ち寄った
みたいでした。
 もう1人の女性は床屋のおねぇさんの茶飲み友だち。

 「外は寒いねぇ。この店もお客がいなくてサムイよぉ」とアタイ。
 「そんなことないわよ。あったかい店よぉ。それにもう2月だし立春
なんだからさ。しかし早いわよねぇ」
 「んだねぇ。こないだ正月だったのにさ」
 「正月といえばどこか行った?」
 「帝釈天に初詣だけだよ」
 
 「でね。初詣に帝釈天に行ったときの写真を印刷して年賀状を出して
るんだよね。毎年」
 「いいじゃないのそのほうが新年らしくて」
 「でしょ。んで、年賀状を書きながらフッと<そういえば元旦に届いた
年賀状の中に、親戚からのものが無かったなぁ>思ったんだよ」
 「やっぱり、たまおちゃんの親戚だから、冷たいわねぇ」
 
 「しばらく考えて理由が分かったよ」
 「なんだったの?」
 「アタイ、喪中だった」みんなで大笑い。

 「私が年賀ハガキを買ってくれるように頼んだとき、たまおちゃんは
なにも言ってなかったじゃない」
 床屋のお客さんの中に、ある郵便局の局長さんがいて、その局長さん
からの依頼で、おねぇさんが年賀ハガキの注文取りしているんです。
 んで、アタイも年賀ハガキを買っています。
 「ん、だって喪中だなんて覚えてないもの」

 「ところでさぁ。店の外側がサッパリしたでしょ?」
 「サッパリ客が来ない。ってこと?」
 「違うわよ。植木があったでしょ」
 「そういえば鉢植えかなんかあったような?」
 「そうよぉ。30年も育てた鉢植えを処分したのよ」
 「閉店準備?」
 「バカぁ。店を閉めるのはまだ先よぉ。ゴチャゴチャしてたから、
エィ!と踏ん切りつけたのよぉ」
 「ということは、30年間お客がサッパリ来なくて閑古鳥だったのは、
鉢植えが悪かったのかぁ。処分して心機一転だね」
 「たまおちゃん。お客が来ないのは鉢植えと関係ないからね」(笑)

 「鉢植えを貰ってくれたのは会社の社長さんよ。その会社の玄関先に
置いてくれたわぁ」
 「つうことは、その会社はまもなく経営不振だね。運の悪い鉢植えで」
 「なに言ってるのよぉ。鉢植えとお客は関係ないって言ってるでしょ」
 信用金庫の営業さん。大笑い。

 「これで失礼します。たくさん笑ってリフレッシュできました」と
信用金庫が床屋を出ていきました。

 散髪が終わって
 「たまおちゃん、コーヒー飲んでいくでしょ?」
 「ん、ブラックでね」
 それを聞いていた茶飲み友だちがコーヒーを淹れてくれました。
 アタイがソファで飲んでいると、おねぇさま方2人は芸能界ネタで
盛り上がってましたよ。
 キョンキョンがどうの、貴乃花がこうの。って。
 話が終わりそうもないので、「またねぇ」と出てきました。(^_^)/
コメント