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きゃしゅれすもくぜんに

2018年05月18日 | Weblog
 5月 18日

 日本のキャッシュレスは目前か?その2

 昨日の続きから。
 ここまでやるのか。というサービスも出ています。
 「スマホさえ不要」というか、親指と人さし指の間にチップを
埋め込み(長さ1センチ)、専用の端末に手をかざすだけで
個人を識別、支払いが可能だそうです。
 こうなるとSFですよ。個人識別できるように人間にチップを
埋め込むのは。まだ1000人単位ですが、すでに利用されて
います。
 こうなるとほぼプライバシーはなくなりますね。どこで何をして
いたのかが丸見えですよ。

 日本では2020年に向けてキャッシュレス決済比率を上げて
いく、という国としての計画があります。
 というのも、現在の小売業におけるクレジットカード 決済比率は
まだまだ低い。
 東京20% 愛知14% 大阪16% その他地域13%となって
いますが、やはり東京の比率が高くなっています。

 国内の各業種の決済対応比率、スーパー71% タクシー51% 
宿泊90%です。
 んで、東京のタクシー、キャッシュレス対応状況は。
 クレジットカード89%、電子マネー63%となっています。

 東京だと、現金を使わない生活をしている人もたくさんいます。
アタイは1000円以下の支払いだと現金かな?
 あと、使うカードは1枚だけにしています。

 で、国がどんなことをやろうとしているのか。
1,訪日外国人向けの利便性向上
 ・海外発行クレジットカード等での現金引き出しが可能なATMの
普及【観光庁、金融庁】
 ・クレジットカード等使用可能店舗での表示促進【経産省、観光庁】
 ・地方商店街や観光地等でのクレジットカード等決済端末の導入促進
  【経産省、観光庁】
 ・海外発行クレジットカード等での交通系カードの利用環境の整備
  【国交省(観光庁含む)、金融庁、経産省】
 ・百貨店における面前決済の一般化【経産省】

2,クレジットカード等を安全に利用できる環境整備
 ・クレジットカード決済システムの乱用防止(悪質な加盟店の排除等)
  【経産省】
 ・クレジットカード番号や個人情報管理等のセキュリティ対策強化
  【経産省】
 ・クレジットカード及びクレジットカード決済端末のIC化並びに、
  POS端末を含むキャッシュレス決済端末の セキュリティー仕様の
  標準化【経産省】
 ・消費者教育の充実によるキャッシュレス決済の適切な使い方に関する
  理解の促進【経産省、消費者庁】

3,公的分野の効率性向上の観点からの電子決済の利用拡大
 ・公的納付金の電子納付の一層の普及・・・地方税は平成18年から、
  国税は平成29年1月からクレジット カードで納付可能化
  【IT室、関係省庁】
 ・官公庁において年度をまたがってクレジットカードを利用可能化
  【行革事務局、関係省庁】

 たしかにまだまだクレジットカードが主流ではありますが、書いて
きたように世界の経済事情ではクレジットカードはもう古い。です。
 中国や韓国でも二次元バーコード(一般的な名称ではQRコードと
言っていますが、これはデンソーが開発したシステムで商標名です)
でのスマホ決済が主流です。
 小さな店(小資本=露天とか屋台)でも設備投資がほぼ不要で、
スマホにアプリをダウンロードするだけのようなものだから、すぐに
導入できます。

 日本でもすでにLINEやドコモなどがサービスを手がけていま
す。消費者にとっては現金を持ち歩く危険性の低減(紛失や盗難)や
ポイント付与によるお得感。

 店にとっては防犯(現金を扱わないので店には金がない)とか、
お客とお金のやりとり(金を受け取ってお釣りを渡したり)が減る
し、無人店舗も導入できる。また現金の両替・輸送(金融機関との
金銭やりとり)がなくなる。などなど。

 世界の中では安全な日本ですが、現金を狙ったコンビニ強盗や
スリに置き引きなどの犯罪も減少するでしょね。
 アタイが考えても、クレジットより二次元バーコードだよ。 

 日本でキャッシュレスがあまり進んでいないのは
 紙幣の印刷技術が高度だし、日本円って基本的に日本でしか使えない
ため、偽札が少ないから紙幣の信用度が高いという事情もありますが、
ガラパゴスにならないようにしなきゃね。(^_^)/
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