5月 30日
いつもの床屋にたくさんの訪問・見物者。
昼前に床屋のドアを開けるとオジサンがソファに座って食事中。信用金庫?
の外務員だと思うんですが、ときどき床屋で見かける人です。
少し早めの昼食だったようです。そうだよね。あまり客が来ない店だし、
TVを見ながらゆっくり食べられるし、おねぇさんと話をしながら食事ができ
るんですから。
おねぇさんもお金(節税とか融資とか)のことを無料で相談できるしね。
「たまおちゃん。珈琲いれるから」(だいたいは散髪の前にお茶です)
「ありがとね」
「TVで放送されてから見物客がたくさん来たわ」(このブログでも記事に
したんですが、あるブラリ旅番組に取り上げられました)
床屋のガラス面(外面)には、すでに解散しているんですが、あるグループの
シルエットが描かれていて、どうしてそんな大きな絵があるのか?という
ようなことを、その番組でおねぇさんが話したんです。
そしたら東京周辺から、そのグループのファンだという人たちが、絵を見に
来たんだそうです。番組内で細かい住所は出てこないけれど、ヒントになる
ようなことをかき集めれば場所が特定できますからね。
「仕事にならなかったわよ。次々と人がやってきて」
「どうせ客が来ないんだから、見物人だけでも賑わっていいじゃん」
「そりゃそうか」(笑)
コーヒーを飲み終わったころ。
「ねぇ。私の知り合いの息子。といっても小さいころから来てくれている
お客さんなんだけどさ。その子がたまおちゃんがいた会社に就職したのよ」
「そうなんだぁ」
おねぇさんが店の奥から名刺を持ってきた。
「名刺を貰ったんだけど、この会社なのよ」
「たしかに系列の会社だねぇ。本体じゃなくって、子会社か孫会社のよう
だよ。でも、労働条件はほぼ同じだから、安心だよ」
(あとで調べたら100%子会社でした)
「よかったぁ。就職試験はこの会社しか受けてない。って聞いてたから、
採用されるまで心配してたのよ。系列の会社でもそれなら安心ね」
「頑張れば本体にも異動できるよ」
「安心したところで散髪するわよ。はい、鏡の前に座って」
でした。(^^)/