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りもといんたびゅ

2021年05月24日 | Weblog
 5月 24日

 ネットで、マレーシアフィルの古澤さんがリモートインタビュー。

 日本でも活躍している音楽家(コントラバス奏者兼指揮者)の古澤さんが
リモートでインタビューを受けている動画を観ました。なぜ「でも」なのか?
 それは主にマレーシアのオケで活躍されているからです。ただし年に何度も
日本に戻ってコンサートとか年末に第九演奏会とかを主宰したり、海外では
演奏者として活躍している人です。

 古澤さんの日本での活動。昨年は第九をはじめ、企画していた演奏会は全て
中止となってしまいました。アタイも楽しみにしていたんですが、人が集まれ
ないからしかたない。でした。

 今年もすでに五月に予定していた演奏会は中止、年末第九はなんとかやり
たいところですが、コロナが収束しないと無理かねぇ?(緊急事態宣言中でも
オリンピックは開催。てなことを言い出したIOC関係者がいるそうですがね)

 んで、海外生活をしている人にインタビューをするサイトがあって、そこに
古澤さんも登場でした。
 インタビュアーのおねぇさんが音楽の素人(たぶん)なので、アタイが
知りたいこと、疑問に思っていたことをチャンと訊いてくれました。(笑)

 「マレーシア生活でマレー語は使えるようになりましたか?」
 「ダメです。マレーシアは英語が通じるので、簡単な英語で意思疎通して
います。指揮者としては音が大きいとか小さいとかを伝えるだけです」(そん
なことはないと思いますがね)

 「マレーシア国内での音楽文化は?」
 「18年前ぐらいにマレーシアに来たのですが、そのころよりは格段によく
なってます。有名な曲の演奏会などではすぐにチケットが完売です。とはいえ
それ以外の曲(マニア向けなど)だと人が集まりません。マニアックな曲でも
満席にできるようにしたい」
 
 「古澤さんのマレーシアオーケストラでの立場は?」
 「演奏者としてコントラバスを弾いていますし、専任指揮者としてユース
オーケストラの指揮・指導を行っています。オーケストラと契約して社員的な
立場で働いています」
 アタイ、プロのスポーツ選手みたいに個人事業主として、オケと契約して
いると思っていました。

 「留学とか音楽の勉強とか、経済的なサポートは?」
 「お金の面では親の脛を齧りました。人脈と運も大切ですね。運があるか
どうかはとても重要です。たとえば、丁度良いときにポストが空かないと
そこへ入るチャンスも無いです」

 「演奏しているときには何を考えていらっしゃいますか?」
 「楽譜を頭にコピペしてあります。総譜(楽器ごとの譜が全て書き込ま
れた譜面)を写真のように収めているので、それが次々と頭の中で再生して
いきます」 
 
 「湿度が高いマレーシアで、楽器はどのように管理されていますか?」
 「オーケストラのコンサートホールや、併設されている楽器の収蔵庫は
24時間エアコンが稼働しているので心配ありません。ただし個人宅にある
楽器は傷むようです。家でも楽器を置いてある部屋などは年中エアコンを
使うしかないでしょうね」
 ふんふん。そうやって管理していないと、楽器(高額だし)は良い音が
出せないんだねぇ。

 てな話で50分ほどのインタビュー。
 古澤さんを知っている人はもちろんですが、知らない人でも なるほどぉ
と思える話を聞けますよ。

 特に最後のほうで「人生、あきらめるな」「努力していればなんとかなる」
と断言されています。たしかにこれが一番! アタイはすぐに諦めます。(^^)/
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