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こ さんじ

2021年10月12日 | Weblog
 10月 12日

 こさんじ さんは好きでした。

 高座(寄席やホールで直接)は見たことがないんですが、芸はよかった
ですねぇ。落語が好きなだけで、ド素人のアタイが言うことではないん
ですがね。
 年に何度かはホール落語に行くんだけど、今までに寄席定席へ行ったのは
1~2回だけだと思う?

 落語家、上手い下手ではなく、好きなのは昇太、木久扇、一之輔、白鳥、
志の輔、三三、文珍あたりです。人情噺ではなく、与太郎が出てくるような
バカらしいのが好き。
 好きじゃないけど上手いと思うのは小朝。
 好きだったのは枝雀、談志、仁鶴、松鶴、小三治など。

 今年の夏だったと思うんだけど、NHKで小三治の密着番組をやっていま
した。体はガタガタになっても気合だけで高座に上がっていたように見え
ましたね。

 本人にも先が見えている。残り時間が少ないことが分かっているから、
落語をやりたい気持ちはあるんだけど、体がいうことをきかない・ついて
いかない。だもんだから愚痴やワガママを言う。体に鞭打って高座に出て
いた。

 いつも思うのですが、落語だけじゃなくって、歌手とかエンターテイナー
など、本人はもうダメだと感じていても、周りの人のことを考えると活動を
やめる踏ん切りがつかないんでしょうね。

 噺家には定年がないし。(小三治さんがどう思っていたのかは?)
 小三治という名前で食べているのは本人だけじゃなくって、弟子だったり
事務所だったり、とにかく1人に何人もがぶら下がっていますからね。
 
 どんな職業でも、元気(気力・体力)であればいくつになっても続けて
いけばいいんだけど、小三治さんは限界を超えているのに演じ続けていた
ように見えましたからね。
 落語の世界から 重要無形文化財保持者(人間国宝)がいなくなりました。

 名人はそこにいるだけでもいい。のかもね?(^^)/
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