誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ツワブキ

2014-12-05 06:00:00 | 日記

ツワブキ;石蕗(キク科)花言葉は、困難に負けない。蕗に似ているが,葉がつややかなので、古名「つやぶき」というのが、つわぶきとなっtものである。キク科の花らしく黄色い花を群がり咲かせる。早いものは10月の終わりころから咲き始める。葉の縁に白いものや斑入りのものなどは庭に植えられているが、野山に自生している。海岸に面した崖に黄色い花の照り輝いているさまは、海の景色を明るくし、遠目二も美しい。春先に葉が芽をだし始めるころ、九州の人たちは野山に遊んでこの葉の柄を採り、蕗のよに煮て食べる。関東の人達にこの話をすると「食べ」られるの」とびっくりするが、異なった風味があり、柔らかい。繁殖地は本州中南部から台湾の一部に分布する。葉が蕗に似ているが艶があるので、「艶蕗」ともいう。根茎は河豚や鰹の中毒の薬となり、葉の青汁を飲んでも魚独に効果があるという。また、打撲.火傷などにも生の葉の汁が効くという。(ヘキチナール)という抗菌作用のある成分を含んでいるからである。私が子供の頃、家の庭に石蕗が植えてあったが、使用した記憶はない。「あたたかな雨が降るなり石蕗の花 山口青邨」「艶蕗咲きぬ網干す蜑に踏まれつつ 山口草堂」「岩蕗の絮とばんとすなる耀きか 能村登四郎」「静かなるものに午後の黄石蕗の紺の花 後藤比奈夫」「石蕗咲いていよいよ海の紺たかし 鈴木真砂女」「花石蕗や屋根よいり高き海の崖 高橋悦男」「さびしさ目の行く方や石蕗の花 蓼 太}「黄なる蝶放ち石蕗のいよいよ黄に 松尾いはほ」「水浴びに下りし鴉や石蕗の花 長谷川零余子」「石蕗に虻来る日よ四方澄みわたり 星野立子」「石蕗の花学歴の壁こえられず 草間時彦」「静かなる月日の庭や石蕗の花 高浜虚子」「母の目の裡にわが居り石蕗の花 石田波郷」「つわぶきはだんまりの花嫌いな花 三橋鷹女」「人住むを大地といへり石蕗の花 神尾久美子」「「沖荒れてひかり失ふ石蕗の花 柴田白葉女」。(石蕗に手燭の影や友送る ケイスケ)