川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

湾岸生活

2008-04-19 19:24:28 | 父・家族・自分
 17日(木)11時入院。ガン研有明病院856病室。この2年間のうちに看護士さんもほとんどかわっており、ちょっと淋しい。血液検査に異常なく明日から治療開始。『銅山の町・足尾を歩く』(村上安正・随想舎)をよむ。

 18日(金)朝早く旧友中川医師(院長)が見舞ってくれる。手術の時、ここに研修に来ていた文(むん)医師も来てくれる。4月から呼吸器外科のスタッフになった。
 この病院では毎朝8時から会議があるという。職員がそろうためにはここしかないという。終日抗ガン剤などの点滴。
『田中正造と足尾鉱毒事件を歩く』(布川了・随想舎)を読む。

 19日(土)1・3・5土曜日は開院。『満鉄中央試験所』(杉田望・講談社)に目を通す。
 午後、娘が見舞いがてら来てパソコンがやれるようにしてくれる。
 今日は脱北帰国者支援機構の主催する日本人妻救援の講演会がある。代表の坂中英徳さんと交信して欠席をわび、歴史的な闘いの意義を語り合う。坂中さんは明朝
10時、TV朝日の報道番組にでて、1000万人を受け入れる移民政策について提言する。
 70年代から法務官僚として、外国人政策の立案と実行にかかわってきた方だが、いま一市民として誠実に多文化共生社会を到来させるために尽力されている。
僕はこういう人がいることを日本のために喜ぶ。

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1 コメント

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「湾岸だより」に寄せて (カツヨシ)
2008-04-21 13:07:37
 湾岸風景を見渡す明るい病室で、しばらくはボーっと……どころか、読書にブログにメールにと、気合十分ですね。5月の移動教室で学習の成果が発揮されるのを楽しみにしています。
 19日、確立協(在日コリアンの日本国籍取得権確立協議会)の運営委員会。久々にメンバーと顔を合わせました。「確立協ニュース」5号の配付(けいすけさん、ご苦労様でした)、鈴木事務局長からの当面の事務引継ぎ、李会長からも「鈴木さんの闘病の何よりの応援・薬になるのはこの運動の前進。我々も気合を入れて取り組みましょう」と挨拶。「国籍取得特例法案
」をめぐる状況は厳しいが、こちらから積極的に仕掛けて行こうと、いろいろな提案が出されました。坂中顧問も忙しく活動されていました。

 20日、「サンデープロジェクト」を見ました。坂中さんが出演して、「今後50年で1000万人の移民受け入れを!」と提言していました。ぼくは今年度の日本語授業で担当する3人(ルーツはフィリピン・インド・中国)の顔を思い浮かべながら、多文化共生社会に向けての準備や対応が急務であることを改めて痛感していました。
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