川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

中国民衆の声に耳を澄ませる  聖火リレーに思う

2008-04-26 13:16:31 | 中国
昨日、白血球が大幅に減少していることが解りました。感染症を警戒して、口腔を清潔にすることなどの注意が必要です。
 夕方、妻が知友に貰った野草やふきの煮物をつくってもってきてくれました。買ってきてくれたサバ寿司などと一緒においしくいただきました。食後に忠幸さん。
お孫さんへのみやげだという「おゆまる」という粘土細工の材料をひとつおいていってくれました。2年余り前の入院の時にはアイルランドの音楽をたくさん録音して届けてくれました。これは今も僕の就寝時の慰めになっています。さて、この粘土細工は?
 真夜中に背中などがかゆくなって目を覚まし、看護士さんの世話になりました。これも一種の副作用なのでしょうか。眠れなくなってパソコンを開いてみたところうれしいニュース。

 こんばんわ。
都庁のほうから手紙があって、先生のお陰で相談員は候補者として選ばれました
のでおしらせいたします。正式なことは、又後日にお知らせをするだそうです。
今後、帰国者ニ世として、多くの残留帰国邦人たちの為にお役に立つことができ
て、本当に嬉しく思います。まだ、未熟な面は沢山ありますが、勉強しながら、
一生懸命に頑張って行きたいので応援をしてください。


 Tさんが東京都の中国残留孤児支援・相談員に合格(候補)。いつになっても発表されないのでこのところずうっと気にしていたのです。Tさんのお父さんなどが渾身のがんばりで裁判闘争に立ち上がり、勝ち得た成果の一つなのです。そのことを肝に銘じ、力を磨いてほしいものです。他の受験者からもいずれ連絡があるはずです。二人の元生徒は働き初めてそろそろ一ヶ月。残留孤児2世の活躍の舞台がようやく出来つつあります。

 今日は朝から、長野での聖火リレーのニュース。世界の各地で留学生を動員して五星紅旗を振らせる中国の指導者達の感覚は僕には理解不能。他人が自分のやっていることをどう見るか、という視点がこの人達にはないのでしょうか。
 中国共産党独裁政権に苦しめられているのはチベットやウイグルだけではありません。膨大な中国農民を収奪して私腹を肥やすばかりか、北朝鮮難民をとらえては金正日に引き渡しています。「人権」はどこにも存在しないのです。日本の政府もマスコミもそして政党までが知らぬ顔を決め込んでいます。彼らと友人であることが目先の利益になると思っているからです。
 国威発揚(共産党の支配する中国こそ世界一)のためのオリンピックは中国の独裁政権の凶暴さを世界に暴く絶好の機会になりつつあります。私たちも耳を澄まし、目を凝らして、隣人達のアピールを受け止めなければなりません。

袋だたきに会う在米留学生http://jp.epojp/2008/04/html/d92467.html
chtimes.com/

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美声亭日乗 三題噺 (カツヨシ)
2008-04-28 21:43:33
①朗読 今日(4月28日)、朗読講座(月2回。  於・さいたまスーパーアリーナ教室)で、講師の
 蔭山武人先生(元NHKエグゼクティブアナウンサ ー)から「田中さん、道具の手入れをしたら(喉の 手術をしたら)、声が随分良くなりましたね。スバ ラシイ!」と言われました。自然になだらかに自在 に声が出せるカァイカァ~ン! 受講生仲間の女性 たちにも祝福されました。
②落語 「ようこそのお運び、厚く御礼申し上げま  す。毎度ばかばかしいお笑いを一席……。(中略)
 ほんとうの話、てまえはここんところ、しゃべりっ 方・ものの考え方てぇものが日に日に、ま、落語的 になってまいりまして、昨日は帰宅の折、思わず『
 おい嬶(かかぁ)、いま帰ぇったよ』、夫婦喧嘩に なるてぇと女の声色で『するってぇと何かい、おま いさん』てな支離滅裂の語り口、そうかと思うと、
 厠(かわや)で下手な都々逸を唸っておりまして、
 『この酒を 止めちゃイヤだよ 酔わせておくれ
   まさか素面(しらふ)じゃ 言いにくい』
 しまいにゃぁ自分で『ヨッ、粋だね、日本一ッ!』
 てぇ掛け声なんざかけまして、家人のヒンシュクを
 買っているてぇなわけでございまして……(略)」
 (カツヨシ『落語入門』より)
③浄瑠璃 出会いのきっかけはぼくの喉の変調でし  た。この半年余のぼくのひどい声のかすれを心配し てくれた演劇部OGのトシコさん、彼女が習ってい る浄瑠璃のお師匠さんが同じような喉の状態だった
 のをその道のスペシャリストの手で克服されたと伺 い、早速紹介を乞いました。浄瑠璃・一中節の第十 二代家元、都一中さんはご多忙の中、快く紹介の労 をとってくれました。わが「喉の恩人」というわけ です。
  4月19日、お弟子さんたちの発表会(トシコさ んも出演。始めてから1年とは思えない堂々たる熱 演ぶりでした)、24日の稽古風景を、お礼かたが た拝見しました。三味線の調べに乗せて、時に粋に 艶やかに、時に哀切に情愛に満ちて、独特な節回し で歌います。微妙な節回しの一つ一つに深い意味が あることを感じさせてくれます。
  『家桜傾城姿(いえざくらけいせいすがた)』
   一 春の日の惜しきは人の心やな
     あたら桜のはんらはらはらはっと
     入相の鐘をつくづくと観ずれば
     世の中の真は命ばかりなり
   二 二人寝た夜を別れては
     昼の日向の影法師
     それとはしれど物いはぬ
     笑わぬ花の散りてまた
     来る春を待つ      (部分)
     
  興味深い世界にまたひとつ触れた感じです。   
       
 
  
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