渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

サザエさん

2021年01月10日 | open
 
日曜日6時半はサザエさんですね(笑)。
すんげ長いアニメ番組。
今年で52年目みたい。ひょえー。
 
大昔から気になっていた。
サザエさんのオープニング曲なのだが、
最後のフレーズの部分、なんだか録音
テープが伸びた時のようにクォーター
程、音が曇って音程が下がる所ない?
ラストのリフレインの最初の所で。
マスターテイクの録音が多分テープから
だったのでは。
音程の曇り下がりは自然にニュワッと
正規の音階に戻って曲が終わる。
私の気のせいかも知れないけど。
これ、何十年も前から気になっていた。
なんてのか、電話口塞いだように音が
曇って1/4音程ほど下がる。
 
サザエさん オープニング

こちらは初期のバージョンも入っている。
小節の長さも異なるが、明らかに二番目
の放送バージョンでは音曇りも音程下が
りもない。後年のバージョンのほうが
やはりリフレイン(初期より多い)の
最初で音が曇って音程が下がって(遅く
なって)いる。
二番目の動画の楽曲は全く下がっても

曇ってもいない。
さては、小節を増やすためにテープに
フレーズを重ね録音したな。その音の
曇りと音程下がり(伸び)だろう。
デジタル技術が無く、アナログでの

重ね録りの時によくあるパターン。
二番目の動画のリフレイン部分が正規の

音階だろう。
サザエさん歴代op比較




ZIPPO

2021年01月10日 | open


ジッポーは一つ一つすべてオープン時の
音が異なる。
この1980年製の個体は、フタを開けた
時の音が「シュピーン」という音だ。
かなり気に入っている。
ジッポーでも、開くと「カコン」という
音の物も多く、個人的には残念な気にな
ったりもする。
フライリールはチーッという音よりも乾
いたカラカラという空き缶のような音が
好きだが、ジッポーは澄んだ高音のほう
が好きである。
さらにこの1980製の個体のような残響音
がある物が好みだ。
1個1個全て音が違う。
ジッポー好きだけが味わえるジッポーの
楽しみの一つでもあるだろう。
タバコを吸わなくてもよい。
キャンプでもジッポーが1個あると、何か
と便利だ。全天候型だしね。
タバコを吸わないアウトドア好きのキャン
パーでも、使い捨てガスライターではな
く、ジッポーを持つのもアリかと思う。
そういうおすすめや特集しているサイトや
雑誌記事は見たことないけどね。
喫煙具に限定してしまうにはジッポーは
あまりにも勿体ない。着火具として完成
され尽くしているので。
キャンパーなら、バックアップに一人一つ
ジッポー。
こういうのもいいんじゃない?
一番安いモデルで1000円台で新品が手に
入る。
ライターはジッポー。
これはマジでおすすめ。

カレーライス

2021年01月10日 | open


日曜日の昼メシはカレーライスでい!

生トマトを入れた。
これ、加山雄三さん風。
加山雄三さんが生野菜をカレーに入れる
のだというのをテレビで見て、へー!と
やってみたら、あらうまい。
ぶつ切り生トマトがかなりいい。
特に、熊本の濃厚な味の赤トマトがおすす
め。
くまモントマトはトマトだけで食べても、
相当にウマい。最高。なんだろね。

自家製ラッキョがこれまた美味い。
今回のバージョンは、なかなか良い。


土曜日の昼メシ

2021年01月10日 | open


週末の昼メシはスタミナラーメンでい!

ラー油と胡椒ふりかけ。


胡椒はラーメン屋さん御用達のギャバン
だ。

うまかっちゃん、うまか〜。

ワカメうどん

2021年01月10日 | open


ごくろうさん



焚き火

2021年01月10日 | open


キャンプ「ブーム」なのだという。
ブームなどというくだらぬ事はどうでも
いいのだが、アウトドア活動に親しむ人
が増えているのは、個人的には嬉しく思
う。
そして、焚き火がキャンプ「ブーム」と
共に近年まれにみるブームになっている。

ただ、一つ。
覚えておいたほうがいい。
喫煙を蛇蝎のように嫌って排除する人たち
は今日本でブームになっている。
喫煙=悪として、非喫煙者である事を鬼
の首を取っかのように思っているフシが
多く見受けられる。
中には異常な程の偏執的な攻撃性を以って
喫煙者を排撃する。
そうした人たちもキャンプを楽しみ、今
ブームになっている焚き木を楽しんだり、
バーベキューをやったりしている。

焚き火は、喫煙の副流煙よりも数百倍の
人体への害悪がある事を知っているのだ
ろうか。
なんだか、滑稽だ。
環境問題を声高に叫びながらも、1円安い
からと、隣町にガソリンを入れに行って
いる人たちと同種のように思える。


点火一発で着火するが、すぐに燃え尽きるフェザー

2021年01月10日 | open


メタルファイアスターターの点火で一発
で生着火するが、焚き木にはならず、
燃焼に移りにくいフェザー。
可燃ガス気化と燃材たる木片の燃焼バラ
ンスが崩れているため、フェザー部に火
がついても、ウッドスティックには燃え
移らずに火がすぐに消える。
油脂を多く含まない木材の場合は、さら
に火がつかない。

「火口」から火を育てる環境、状況にし
てやらないと、木の火熾しは不可能だ。
普段、燃料だけに頼る火使いをしている
と、火熾しスキルを持たない為、燃料切
れの時には一切火を熾せない事になって
しまう。
昔はキャンプ場での火熾しには新聞紙を
火口にすることが定番だった。
メタルファイアスターターでは、ほぐし
た麻紐が最強人造火口となるが、ティッ
シュでも良い。
また、ワリセンなどを燃料として塗った
綿紐も火口になる。
リップクリームも十分に火口燃料となる。

ただ、何も燃料を使わない木にそのまま
直着火は、かなり経験を積んで勘所を覚え
ないと点火はできても着火から本燃焼を
得ることは困難だ。
技術と知見を得るには、自分自身でやって
やってやりまくるしかない。
本では技術と知見は得られない。
知識のコレクターでは全く通用しないの
が、野外での実践行動だ。
だからこそ面白い。
できる自分になる事は、危険と危機をどん
どん自分から遠ざける。
生きている事を感じる事が野外活動は面白
い。
安全圏内でどんどん失敗すればよい。
工夫こそが、あすへの実を結ぶ。
ただ簡単簡易な事のみに頼っていると、
喜びも薄っぺらいものになってしまう。
これ、車両を思いのままに操る「操縦」
へのトライに似ている。
車両の操縦というものは、ただ乗って場
移動する足とするだけではない深く広い
世界が広がる。
操縦にしろ、野外活動にしろ、その広い
世界への誘いは、誰にでも戸口は開か
いる。

雪に御座る

2021年01月10日 | open


広島県内、海沿いの山を越えたらどこも
雪に御座る。
凍結のおそれあるので、きょうは車両で
外出することはしません。
二輪などは特に死亡遊戯になる。

肘上で寛ぐ猫。


シャッター音に反応。


顔を舐めに来る。


ンガ、とっと(昔のサザエさん)。


アーティスティック

2021年01月10日 | open


手玉を自在に動かすとはこの事。

Trick サエギナール & プロムダール
 (Semih Sayginer & Torbjörn Blomdahl)





凝ったビリヤードホール

2021年01月10日 | open
 
今は閉店したが、昔、某地方都市に、
とても凝ったビリヤードホールが
あった。
映画『ハスラー』(1961)の舞台となる
ビリ
ヤードホールのエイムスと店内の
造りの
配置をそっくりにしていのだ。
 
二階建て倉庫のような建物だが、階段
から
して全くこのエイムスのビルの
階段を模し
ていた。扉までこの昔の
日本の床屋のよう
なドアにしていた。


初めて訪れた時から、ここは!と思い、
思わずニヤリとした。
施工主は、相当映画『ハスラー』に
精通
している人だろうことが分かった
からだ。
 
だが、それほど通い詰めることは無
かっ
た。
何故ならば、台の穴がガバガバだっ
たから
だ。標準の2.4玉分のテーブル
だったのだ。
私や撞き仲間たちは1.6玉〜1.7玉分の
幅の
台を好んだ。
東京の撞球場の華台と呼ばれた賭け
玉用の
勝負台はそれくらいの穴幅だ
った。
後に自分たちで地元に開いた撞球
倶楽部の
クラブハウスの競技台の
コーナーの穴幅は
1.7-1.8にセットし、
さらにサイドはギチギチ
に絞った。
客相手の店ではないので、それ
で良いのだ。クラブハウスは道場
のような
ものだったので。
そこでメンバーのうち上級者は
ポンポンと
マスワリを出していた。
私もボウラード
をその台で256点
を出したし、その台で
常に210点
オーバーだった。
ただ、ストーレートプール=14.1
ラック
コンティニュアスという
一番難関な種目で
は、私はノーミ
スの撞き通しのラン40
点台しか
その台では出していない。ナイン
ボールのマスワリ連続はその台では
二連マスしか出し
ていない。
他は外での試合での練マスは、2番
からの取り切り
から続く四連マス
と7個だった。私は五連続マスワリ
の経験は無い。
それが私の実力だ。まあ、
上の下というあたり。プロ試験は
受かる
が、プロで食えない世界の
資格は取らな
い。今のプロ選手は、
ビリヤードを愛し
抜いている人が
資格を取って表舞台で
頑張っている。
アメリカのように興行として成立
しない
日本のビリヤード界では、
日本チャンピオン
でも億単位を稼ぐ
事はできない。それどころか平均
すると年収120万円に満たないの
ではなかろうか。
全米メジャーリーグの選手とは収入
が雲泥の差
なのだ。
日本のビリヤード界は哀し過ぎる。
しかし、それでもプロになる選手
が多い。
玉撞きを愛しているのだろう。
だが、どこの世界に、アルバイト
をしな
がらプロ選手を続けるプロ
スポーツの世界
があろうか。日本
のボクシングも厳しいが、プロの
ビリヤードの世界は生活苦の選手
だらけなのが日本の現実だ。
撞球では飯は食えない。
日本の興行の仕組みがそうなって
いる。
 
撞球は、プールよりもスリーのほう
が遥かに難しい
一番簡単に初心者が馴染み易かった
のは
四つ玉だ。私も四つ玉から撞球
競技の世界に入った。
キャロムは実はとても奥が深い。
四つ玉は超上級者になると600点位
ノーミスで平然と撞き切って
しまう。
結局、玉撞きは、「相手にキューを
握ら
せない競技」であるのだ。撞き
切りの
完全制覇こそが撞球の完全
勝利だといえる。
ちなみに、ストレートプールのノー
ミス
世界最高得点記録は、世界
チャンピオン
を19回も獲った
アメリカ人、ウィリー・
モスコー
が1954年に記録した。
526点で、最後は「飽きたからやめ
る」と
キューを置いた。
この記録は、65年間にわたりギネス
記録
だった。
しかし、一昨年2019年にアメリカ人
ジョン・シュミットが脅威の626
点を公式
に叩き出して、実に65年
ぶりに記録が塗り
変えられた。
 
名手ジョン・シュミット。
 
だが、腕としては、モスコーニのほう
上だろう。
それは、現在の正式競技台の9フィート
ではない8フィート台でモスコーニは
記録
を作ったからだ。
ナインボールのような玉数が少ない競技
は小さい台のほうが穴が近いので簡単
だが、14.1のように16
個のボールを使う
競技では場が混み過ぎて
難易度が格段に
高くなるのだ。
しかも、モスコーニは「飽きたからやめ
る」で、ノーミスのまま自己意思で停止
した。
65年ぶりに記録を塗り変えたシュミット
は、40ラック目にコンビをミスして終了
した。
以前、世界チャンピオンにもなったアメ
カの怒れる達人のアール・ストリック
ランドが、小
台でモスコーニの記録に
挑戦し
た。
彼も途中でやめた。
その理由は、「台が小さく混み過ぎて
て、200点を過ぎたあたりから、頭
の中
が混乱して脳が爆発しそうになっ
たから」
というものだった。
 
ビリヤードテーブルは、その競技に
適した
台の大きさと穴の幅があるだ
ろう。
ただ、プールテーブルは、穴が2.4玉
の標準
台だと落ち過ぎて本当につまら
ない。
1.6玉穴は狭過ぎだが、2.4玉幅穴は
ドンガバチョ
過ぎて競技にならない。
素人向け遊び台の
ようになってしま
う。
1.8〜1.9玉分の幅の穴台が適度なの
では
なかろうか。
 
1.9玉穴幅の台でのナインボールのプレー。
5-9=ゴックという賭け玉育ちである事が
すぐにバレる私の撞き方。
玉筋の育ちが悪い。綺麗に取り切る事を
あまりせず、点玉を途中で落として再度
台上に戻してまた続けて撞いて点数を稼ぐ
インフレ撞きをする。
その為には、ただトンと撞いて落とす事
はせず、手玉をこねくり回してコントロー
ルし、入れるのが無理そうな角度の玉も
穴にねじり込んで行く。
正確なシュート力とキューさばきが必要
になる撞き方で、その撞き方をする人は
昔は大勢いた。2球撞けばその者の育ちが
見える。撞球師であるのか、ただのプレー
ヤーであるのかはすぐに見抜ける。
この動画も、玉を撞かない人には、何が
どうして何故そのようにしてどうなって
いるのか、なぜそうしたのか皆目分から
ない事だろう。
さらに、今のキューを出すだけのトン撞き
をする人たちには、なおさら分からない
どころか、「変な撞き方」に見える事だ
ろう。
きわどい玉撞き 
 
プレーキューはタッドを模して
作っ
た自作キューだ。
対戦者は2番をウルトラナイスショット
入れ撞きで手玉動かしで、8番を蹴っ
9番をサイド倍々の点玉とする配置
を作る
絶妙なショットをした。
しかし、続く3番に純ヒネリが強す
ぎて
薄く外してしまった。手玉は
次に9を狙う
位置に出している。
痛恨のミスだ。
ミスした瞬間に負けたと自分では判る。
ヒネリの利きはわずか1/4タップのズレ
も大きく現れる。初心者で玉が全く
入ら
ないのは狙った撞点を全然撞け
ないから
だ。ミリズレたらポケット
インは全くし
なくなる。
私は残された90度近い3番をどヒネリ
入れて、さらに手玉を狙った位置
に出し
た。8番は受けとして9番をサイド
の4倍
得点の穴前に入れやすい保険の
位置に対
戦者がわざと動かして配置
作りをして
たので、それをまんま
と利用した。
何がきわどいか。
それは、3番こそがこのセットのキー
ボール
であるという事だ。3番を
落とすか落とさ
ないかに落とし穴
がある。その見抜きだ。
見失ってはならない一点。それを見
抜き、
射抜くのがビリヤードの焦眉
なのである。
撞球は、痺れるほどに面白い。