ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いやー、面白かったです

まぁ、面白かった、というか、可愛かった、というほうが大きいかな。

 

なんかね、まだまだ、と言いますか、とにかく、とっても素直なんですよね

僕たちにとってみたらもうすっかり当たり前のようなことをしても、素直に「すごい、すごーい!」って喜んでくれたり、「うわー、面白ろいっすねー!」って言ってくれたりね。

”目をキラキラ輝かせて”、なんて言葉がありますが、まさにそれ(←ねずみじゃないけどね(笑))。←あ、これ使えばいいのか。

目を合わせたこっちが恥ずかしくなって、おもわず「・・・あ、ああ、よ、よかったー」って、なんだか戸惑ってしまうような事もありました。初々しいっていいなー(笑)。ライブが楽しみです

 

今日は僕が今年ずっと教えていたキーボード科の学生がリハーサルを見学に来ていたんですけれど(見学といっても、僕が声を掛けたのです。「時間があったら遊びにおいで」って。バンドのアレンジや音が出来上がっていく過程とか、リハーサルの進め方とかも見ておくといいかなって思ったんです。)、途中で、「・・・そうだ。ねえ、この曲、手伝ってくれない?」って声を掛けたんですよ。

そしたら、目をパチクリさせて「えーっ?本気で言ってるんですか?」って言うので「もちろん、本気だよ。よろしくね。そしたら僕、ピアノに集中できるしね。譜面は、これ。音はこれで。」って僕の持って行っていたシンセを弾いてもらうことにしたんです

・・・でもね、ここで我が教え子ながら「お、偉いなー」と思ったのは、最初は「えー!」って言ったものの、「大丈夫だよ」って言ったら「・・・はあ。でも最初、間違ったらすみません・・・」とか言いつつも、ちゃんと鍵盤に向かって、僕たちと一緒になって弾いてくれたこと。きっと「いやいやいやー、足引っ張っちゃいそうですし、まだまだですから・・・」なんて、尻込みしちゃう子もいると思うんですけど、でも、それじゃダメ、というか、勿体ないんですよね。

いや、僕なんかが偉そうに言うことでもないんですけどね、でも、本当にそう思うんですよ。その一回を断ったら、もう二度と「この子はだめだなぁ」って、頼まれないかもしれませんもの。まぁ、僕はしつこいから、そばにいたら何度かは誘いますけどね(笑)。

でもね、いきなりやれとい言われたら、きっとビビりますよ。よく見知ったせんせーたちとはいえ、みんなプロのミュージシャンのバンドですから、彼ら、彼女らが普段一緒にやっている学生のバンドとはやっぱり何かが違うわけですよね(まぁ、だからこそやらせたかったのですが)。そもそも、なんの練習もなくて、その場でいきなりは、きついですよ(笑)。たぶん、けっこう緊張もしたでしょうに。でも、しっかり着いてきてたし、ちゃんと終われたし。まず、そこがえらい。ぐっ

なので、一度お疲れ様して、僕の後ろで見てたんですけど、またリハの途中で「そうだな、この曲もお願いね」って頼んじゃって。いやー、僕、楽になりましたー。いやいや、楽しようと思って頼んだわけじゃないのですけれど(笑)。だって、せっかく弾ける子が横にいるのに、もったいないじゃないですかねー、奥さん。いい経験にも、もちろん練習にもなるわけですし。なかなか無いチャンスだとも思いますしね。

 

っていうのもね、やっぱり思うんですけれど。僕も、実際に後ろで見せてもらったのが一番刺激にもなったし、勉強にもなったんですよね(いえ、今でもですよ。そして、今だからこそまた、な部分もあります)。勿論、これは一番に厚見さんのことですが、他にもミュージシャンの演奏を間近で見るって、本当に発見があります。めちゃめちゃ面白いですよ

ほんとね、”遠くで起こってること””起こったこと”と”目の前で起こっていること”ってやっぱり段違いに読んで字のごとく”身につき方”が違うんですよね。皆さんもお分かりになるかもです。ほら、CDやDVDと違う、ライブの楽しみってそこですよね。目の前に、同じ空間にその人がいて、今、現在進行形で音が紡がれていってる、っていうことの説得力。

 

まあ、僕ごときにイカほどの力があるかは甚だ怪しいところではありますが、でもね(笑)。あ、イカほどの力ったって、あのイカじゃないですよ。スルメイカよりは力はありますよ。たぶん。でも、ダイオウイカには勝てないなー。って、イカの話じゃないっつーの。

 

 

さてさて、で、当然撮る気まんまんでカメラ持って行ってたのに、今日撮ったのはこの一枚だけでした。

帰り道の途中の知らない街で、最近色々学んで、ようやくわりと優秀になってきたナビ(笑)を使って「周辺のラーメン屋さん」を探したのです。知らないラーメン屋さんに入るのって、ワクワクするんですよねー 。 

 

でも、知らないお店だからといって物怖じしないで、勇気を出して暖簾をくぐって、しっかり自分の食べたいラーメンを頼むことが大切です。

音楽も一緒です

 

 

・・・違うかー(笑)。


そして、例のブツの発売まで、あと三日。なんと、いよいよ明々後日

 

ではー。



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