今日、とある某音楽大学にお邪魔しまして、学内を見学せていただいてまいりました。
・・・なんとまあ、ヤマハやカワイは勿論、スタインウェイも一体何台あるのやら。
ヴィンテージシンセから、最新のマシンも取り揃えられていて、もう、
「あのう、しばらくここで遊んでいっていいですか?」
なんて感じで(笑)。
英語やら、ドイツ語やらの語学の授業をやっている隣のホールでは、民族音楽の授業が行われていたり、
ロック系バンドがオリジナルのファンキーな曲をやっているすぐ側の別のスタジオでは、
指揮台に乗った先生のもと、トロンボーンの合奏実習の授業が行われていたり。
ホールには、見たこともないピアノがあって(ほんと、知りませんでした)、ちょっと弾かせていただいたら、これがまた物凄くいい音がして。
さてさて。
人生は本当にわからないものであります。
あんなにも、ピアノがいやで、嫌いで、面白くなくて、めんどくさくて、
「もーいあ”ーー!やーめーさーせーてー・・・」
と、何度も泣いては母を困らせた僕が、
この春から、
なんと、この
都内にあります、某音楽大学、
で(も)、講義を持つことになったのです。
すれ違う学生さんたちは、さすがに皆さん、音大生。
手に手にお高そうな楽器や、五線譜のノートを持っていたりして。
みなさん凄いなー。
勿論、学食でわいわいくつろいでいる姿は、普通の街中の若者の、普通の姿なんですけどね。
でも、ここにいる全員が、音楽が大好きで、楽器ができて、音楽を真剣に学んでいる。
これは、凄いことだなあ、と思いました。
って感心してる場合じゃないんだよ(笑)。
来月から、ここで、講義するんですからね。
しかも、全ての学生さんが対象ということで、キーボードやピアノを学んでいる学生さんたちだけじゃなくて、
バイオリンやチェロや、トランペットやホルンや、打楽器や、・・・ほかの沢山の楽器を学んでいたり、
作曲や、声楽や、指揮などを専門に学んでいる学生さんも対象の講義ということで、さてさて、この、
・・・ふきを掲げて、おばあちゃんに目をそらされた僕がね・・・、もう、しっかりやりなさいよ、という(笑)。
(講義は、毎週とかではないのですが、大体、毎月一度くらいになるのかな)。
というわけで、やや土器がムネムネしておりますが、
これも、とっても素敵な、一つのチャンス(機会)。
がんがります。
今から、学生さんの時間割を、眺めます。
・・・で、ここ、正直な話。
やりなおせるなら、やりなおして、この授業、全部受けたいですよ。
いいなあ、学生さんって。羨ましいです。(大人になって気付くものだというのは、百四十三も承知ですが)
まあ、学生として、ちゃんと受験して、音大に入れるのかどうか、は別として(←ここも正直な話(笑))。
ではー。