ふきを買わずして食べられる方が沢山いらっしゃるようで、なんとも羨ましい今日子の五郎。
・・・えー、・・・今日、この頃(笑)。
思い起こしてみますと、いわゆるそのあたりで採ってきて食べたことがある食材って、
畑のある田舎に行った時とか、〇〇狩り、という場合を除きますと、ほとんどないんですよね。
銀杏と、あと、草だんごを作るのに、川原でよもぎを摘んだのを覚えてるくらいなんです。
あー、あと、
椰子の実とイノシシと、海に潜って鯛とシャコ貝はよく・・・
なーんてことはなく(笑)。
いいなー。
やっぱり、愛情のる自家製とか、愛着ある地元での採りたてとか、知ってる場所での摘みたてとか、
これは買ってくるよりも美味しいですものねー。
いいなー。(しつこいよー)
プランターで、パセリを作ったことがあります。
パセリ、大好きなんですよね。
よく、お料理の付け合せとかであって、皆んな残してたりすると、「あ、それ、食べないんですか?なら、頂いちゃっていいですか」と、片っ端から食べちゃうくらい、好きです。お塩もマヨネーズも無しで、がんがんいけちゃいます。
なんなら、パセリの天ぷらとか、パセリ丼とか、パセリご飯とか、パセリラーメンとか、
よくわかんないですけど、あったっていいんじゃないか、ってくらい好きです。(でも、よくわかんないんじゃないか)
わりとすぐに、わっさわっさと生えてきて、時折り摘まんでは、付け合せに使ったりしていたのですが、
ある夜。
面倒なので灯りを点けずに暗い中、「えいや」と手を伸ばしてパセリをわしづかみにしたところ、
・・・うーん、そうですねー、苦手な方もいらっしゃると思うので割愛しますが、
あれは、ちょうちょを良く見かける季節でしからたねー。
そして、もう、その翌日くらいには、葉は跡形もなくなってましたよ。
がびびーん。
まあ、そんなこともあって、パセリひとつとっても、自家製でしっかり作るとなると、結構難しいものだなあ、と思っております。
趣味でも育ててる方、いらっしゃると思いますが、凄いですね。
また、プロとしてやっていらっしゃる農家の方は、本当に凄いですよね。もはや、職人を感じます。農の職人。
・・・僕は食人。
なんつって。
今日は、がっこーでオープンキャンパスがありました。
いわゆる、学校見学会&体験授業ですね。
高校生の子たちがわいわいと、いえ、中には緊張の面持ちの子もいるんですが、
なんともフレッシュな感じで来るわけですよ。
色々とお手伝いをしてくれる在校生の皆だって、まだ18歳とか19歳とかなのに、それよりもさらにフレッシュなんですからね。
ってことは、・・・僕たちは一体・・・(笑)。
まあまあ(笑)。
でもね、午前、午後と真剣に授業をやって、帰るときにお手伝いの学生さんが「今日はどうだった?楽しかった?」って訊いたら、
皆、「はい!すっごい楽しかったです!」って元気に答えてくれまして。嬉しかったなあ。
中には、「僕、〇〇(←僕が使い方を教えた機材の名前)が、とっても欲しくなりました!」なんて言ってくれた子もいて、
ほほう。
・・・またこうして、将来の楽器マニアがまた一人誕生か・・・なんつって(笑)。
さて、トミちゃんサイトに、またも新たな先日のライブ動画が。
「Tomiya-おばあちゃん(LIVE VIDEO)---2012.04.10@晴れ豆」
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JGGs0n94k2U
トミちゃんは、ものすごいおばあちゃんっ子だったそうです。
おばあちゃんも、トミちゃんをとってもとっても可愛がってくれていたそうです。
そして、トミちゃんが、NYへの音楽作り以外でも、よく海外旅行に行く一番の目的は、おばあちゃんの散骨の為だったんだそうです。
先日のアフリカで、「この旅で、散骨はおしまいなんだ。ようやく約束が果たせた」って言ってました。
そんな彼女の話は置いておいても、
僕はこの曲がリストに上がっていて、今回のライブの準備段階で、初めて部屋で音源を聴いたときに。
ボロ泣きしてしまったんです。「・・・これ、絶対やろうね」って言った曲でもありました。
リハーサルでも、この曲は繰り返してはやりませんでした。
他のメンバーの皆も、「・・・いい感じですよね」くらいしか。
あとは特別何も言わず、皆、思うところがあるのか、真剣な面持ちで演奏して、次の曲の譜面をめくっていました。
盛り上がり方とか、静かになる感じとか、まったく打ち合わせ無しで、すぐに完成したのも印象的でした。
このライブ映像でも、皆の顔は、真剣、というか、真顔というか。
僕も、意識はしていなかったのですが(泣かないようにはしていました)、・・・唇を噛んで演奏していたようです。
心なしか、トミちゃんだけは、少し晴れやかな顔で歌っているように見えます。
随分若い頃、・・・20歳の頃に書いた曲だって言っていたように記憶しています。
おばあちゃんが生きていた頃に書かれたんですね。
決して暗い曲ではないのに(マイナーキーでもない)、でも、胸が締め付けられる曲なんですよ。
いつまでも、歌っていって欲しい曲だな、と思います。
そして、可愛くて仕方なかった、大好きな大好きな孫に、こんな曲を書いてもらって、トミちゃんのおばあちゃんは、とってもとっても幸せな方だなあ、よかったですねえ、とも思います。
ではー。